■消防出初式 町を守る決意を新たに
消防出初式が1月12日、中央公民館前道路で開催され、町消防団員約130名が参加し、本部車、ポンプ車、積載車などとともに祝賀放水や分列行進などを披露しました。
式典では佐藤町長から「近年の消防を取り巻く環境は大きく変化しており、火災のみならず複雑多様化する自然災害への対応が必要となってきている。消防団員の皆様においては、安全・安心のまちづくりのため、なお一層お力添えいただきたい」と激励がありました。その後秋葉団長が「昨年は7月の大雨や9月の台風などにより、地域の安全確保のため出動する機会が多くあり、消防団の役割の重要性が再認識されたものと思う。信頼される消防団を目指し、地域との連携を密にし、訓練を重ね、技術を磨き、規律ある消防活動に努め、町民の生命、財産を守り、町民の負託に応えていこう」と町の安全・安心を守る決意を力強く宣言し、今年一年の無火災、無災害を祈願しました。
■避難所に畳の安らぎを「5日で5000枚の約束。」プロジェクト協定締結
1月29日、「5日で5000枚の約束。」プロジェクト実行委員会(半田秀和東北地区委員長)と「災害時における畳の提供に関する協定」を締結しました。
この協定は、災害時に避難所などでの生活の厳しさを少しでもやわらげてもらうため畳の提供をいただくことに加え、町防災訓練などへの参加を通じ、町の災害対応力の強化と、町民の安全・安心の向上を主な目的とするものです。
締結式では半田委員長から協定について「畳は湿度調節や防音効果、殺菌効果が期待でき、心身を痛みから守ってくれます。この協定が形骸化しないように日頃から連携を密にし、協力を深めていきたい」と心強い言葉をいただきました。
■新春を祝う会を開催
1月6日、新春を祝う会が中央公民館で開催され、町関係者や町内の商工業、農業関係者などが一堂に会し、新年の訪れを祝いました。発起人を代表して佐藤町長が「これまで実施してきた施策の評価・検証に基づく今後のまちづくりに向けた取り組みの方向性を町民の皆様と共有しながら、ともに中山町の次の未来を描いていきたい」とあいさつされ、町農業委員会の東海林会長職務代理の音頭で乾杯し、今年の展望や抱負を語り合いました。また、玄蕃太鼓の方々による演奏が披露され、楽しいひと時を過ごしました。
■人権擁護委員が委嘱されました
人権擁護委員は、地域の皆さんからの人権に関する相談や解決のお手伝いや、「人権侵害」による被害者の救済活動を行っています。このたび五十嵐裕一さん(柳町)が委員に再任され、1月9日に法務大臣からの委嘱状が交付されました。五十嵐さんは今回で2期目を迎え、引き続き人権擁護活動に取り組んでいただきます。
これからもよろしくお願いします。
■民生委員・児童委員長年の活動を表彰
民生委員・児童委員は、厚生労働大臣から委嘱され、地域住民からの生活上の相談への対応や、その内容に応じた情報提供、専門機関へのつなぎ役を担っています。
このたび増川喜久彌さん(あおば1)が全国民生委員児童委員連合会長から「永年勤続民生委員・児童委員」として表彰されました。これは長年にわたり委員を務めた方に贈られるもので、増川さんは地区担当の民生委員・児童委員を6年務めたのち、現在は主任児童委員として活動され、10年にわたり地域の福祉向上に貢献されています。
■新年を彩る伝統行事 初市開催
毎年恒例となっている初市が1月14日、旧情報・物産館まるっと前で開催されました。会場では無病息災や豊作を祈願する団子木などの縁起物が販売され、北前いも煮の振る舞いや卵パックのプレゼントが行われました。またゆ・ら・らの利用券やすももワインが当たる抽選会が開催され、好評を博しました。
ひまわり温泉ゆ・ら・ら内では、古くから続く町の初市の歴史をまとめたパネル展が開催され、訪れた人は懐かしんでいる様子でした。
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