■旧柏倉家住宅冬の特別公開開催 掛け軸と冬の景色に見とれて
国の重要文化財である旧柏倉家住宅の冬の特別公開が2月7日から9日にかけて開催されました。通常、冬季は休館のため中を見ることはできませんが、今回は燻蒸や仏具磨きなど住宅管理の様子や川端玉章の掛け軸が特別公開されました。
また川端玉章の四季折々の風景を描いた12幅(ふく)の掛け軸や、桃太郎を描いた掛け軸などが展示され、8日には東北芸術工科大学名誉教授の番場三雄氏を招き、掛け軸の解説を行っていただきました。
番場氏による解説では題材についてのお話や、掛け軸は季節を先取りしたものを飾ることなどをお話していただき、参加者はより一層掛け軸について理解を深めている様子でした。
■豊田小学校で学校給食会 県産「雪若丸」を味わう
県やJAなどで組織する山形「つや姫」「雪若丸」ブランド戦略推進本部では、県内の学校給食用の米に県産の「雪若丸」を提供しその美味しさを実感してもらう県内一斉「雪若丸」学校給食を行っています。
2月21日には雪若丸クルーや県の担当者が豊田小学校の5年生の教室を訪れ、稲作や米に対する理解を深めてもらうとともに「雪若丸」の紹介や水稲新品種「山形142号」の名称募集を行いました。児童たちは「雪若丸」を食べて「一粒一粒が立っていて、甘くてみずみずしくて美味しい」と話し、味の違いを噛みしめながら美味しそうに頬張っていました。
■地域おこし協力隊活動報告会を開催 1年を振り返る地域貢献の歩み
2月9日に中央公民館で地域おこし協力隊の活動報告会が行われ、髙橋圭哉さん(3年目)と阿部美恵子さん(2年目)が1年の活動を振り返りました。
約30名が参加した報告会では、隊員からスマホ教室やチラシ・Webデザインの実績や、米とすももを使った栄養補助食の開発について報告があり、また今後の活動について展望を語りました。
報告会終了後には各ブースで参加者から質問やねぎらいの言葉をかけられ、交流を深めていました。
■からだを動かす運動あそび教室 子どもたちの健やかな成長を
町では、年間を通して子どもの発達段階に応じて身につけておくことが望ましい動きを体験できるACP(アクティブチャイルドプログラム)を町内の保育園児や幼稚園児を対象に行っています。幼児期は神経機能の発達が著しいため、タイミングよく動いたり、力の加減をコントロールしたりする調整力が顕著に向上します。ACPは基礎的な動きを身につけながら脳と筋肉をつなぐネットワークを育て、運動好きな子どもを育てることを目指します。
ながさき幼稚園では、1月29日に年中児、2月5日に年長児を対象に行われました。NPO法人生涯スポーツ振興会アプルスの髙橋裕子さんを講師として招き、トランポリン、スクーターボードを使用したプログラムを体験しました。園児たちは力いっぱい跳ねたり、手足を使ってバランスをとるなど楽しく体を動かしていました。
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