文字サイズ
自治体の皆さまへ

大蔵村令和5年度当初予算

3/20

山形県大蔵村

一般会計当初予算額:38億9,000万円(前年度比7,000万円の増)

■一般会計の概要
令和5年度一般会計の当初予算総額は38億9千万円で、前年度当初予算に比べ7千万円、率にして1.8%の増となっています。
歳入は、地方交付税や村債、国、県支出金の割合が非常に大きく、国の地方財政対策の動向次第で村の財政運営が大きく左右されてしまう状況です。そのため、課税客体の極めて少ない本村では、村税などの自主財源確保に努めています。
歳出は、総務費が全体の19.3%を占め、続いて土木費が17.2%、民生費が16.1%、公債費が14.3%、教育費が10.3%となっています。歳出の主な事業として、総務費については、升玉水力発電事業による地域還元のための商品券交付事業、肘折温泉―新庄間を結ぶ村営バスの位置情報を把握することができるバスロケーションシステムの導入事業、役場庁舎建設事業を予定しています。土木費については、近年の大雪に備えた除雪機械購入事業、各地区村道の維持及び舗装修繕事業を予定しています。

■特別会計の概要
特別会計は、特定の事業を行う場合に、その特定の歳入をもって特定の歳出に充てるために設置される会計で、村には7つの特別会計があります。特別会計の予算の合計は前年度比1億20万円(6.6%)の減となりました。
特定環境保全公共下水道事業特別会計では、令和2年度7月の豪雨災害により浸水した肘折下水処理場の災害対策に伴う耐水化事業が完了し、歳出が大幅に減少しました。
また、簡易水道事業、浄化槽整備事業の特別会計については、各事業とも大規模事業が完了し、今年度末からの公営企業会計適用に伴う移行事業を昨年度に引き続き予定しています。
今後とも「最小の経費で最大の効果を挙げる」という地方自治の本旨にのっとり、健全な行政運営に努めていきます。

○一般会計の当初予算額の推移

○令和5年度特別会計予算額

○財政用語を解説!
一般会計:道路建設、子育て支援、各種補助金など村の事業を管理する会計
特別会計:特定の目的(水道·国保など)一般会計と分けて管理する会計
自主財源:寄附金(ふるさと納税等)や村税など、村が自主的に得る財源
依存財源:国や県の規準に基づき、交付されたり割り当てられたりして得る財源

■NEW PROJECT
○バスロケーションシステム導入
新庄~肘折間を結ぶゆけむりラインのバスにGPSを搭載した機器を乗せ、機器を載せることでバスの現在地を調べることができるようになります。(予算額112万円)

○証明書のコンビニ交付事業
コンビニ等のマルチコピー機を利用して、印鑑証明書や住民票を取得することができるようになりました。(予算額105万5千円)

<この記事についてアンケートにご協力ください。>

〒107-0052 東京都港区赤坂2丁目9番11号 オリックス赤坂2丁目ビル

市区町村の広報紙をネットやスマホで マイ広報紙

MENU