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自治体の皆さまへ

毎年6/23~6/29は男女共同参画週間-1-

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山形県大蔵村

・女のくせに料理もうまく作れないの?
・男でしょ、しっかりしなさい!男のくせに泣かないで!
・女なんだから、そんなに頑張って仕事なんてしなくてもいいんじゃない?
・男なんだから仕事を優先させて当然だろう。家のことは女に任せれば。
・男は結婚して家庭をもって一人前だろ。
・女の子らしくしなさい。もう少しおとなしくできないの?
・お酌や食事の取り分けは女性がしないとね!

■こんな経験ありませんか?
「男は仕事、女は家庭」という価値観のために、「男は強くなければ」という考えに縛られすぎて悩みをひとりで抱え込んでいる人、「女だから控え目にしなくては…」と遠慮している人はいませんか?もちろん「○○らしくなりたい」と思うこと自体は自由ですが、無理に自分を「らしさ」の型にはめようと考えたり、それを他人に強要したりされたりすると、ひどく窮屈な気持ちがしてくるのではないでしょうか。アンコンシャス・バイアス(無意識の思い込み、偏見)はその人の過去、経験、価値観をもとに、日常生活の中で何気ない発言や行動として現れます。
「男だから・女だから」と多くの「当たり前なこと」にふと疑問を感じたら、「男女共同参画」について少しだけ考えてみませんか。

■男女共同参画社会とは?
聞きなれない「参画」という言葉。これは単に参加するということではなく、方針の立案や決定などの「意思決定への参加」ということを意味します。
男女共同参画社会とは、「男女がお互いを尊重し合い、職場、学校、家庭、地域などの社会のあらゆる分野で、性別にかかわらず個性と能力を十分に発揮し、喜びや責任を分かち合うことができる社会」と言うことができます。

■山形県の取り組み
山形県は平成14年に「山形県男女共同参画推進条例」を制定し、「男女がともにいきいきと活躍する山形県」の実現を目指してきました。平成13年に拠点施設として山形県男女共同参画センター「チェリア」を開設し、女性の人材育成事業「チェリア塾」など老若男女が集い、学び、交流するための多種多様な事業を展開しています。

■大蔵村の取り組み
大蔵村では、令和元年度に策定した村政の総合的な指針である「第4次大蔵村総合計画(令和2年度~令和11年度)」で「協働の村づくりプロジェクト」を掲げ、その中で女性も活躍する地域づくり等の男女共同参画社会の推進を定めました。令和4年3月、「第2次男女共同参画計画」を策定するにあたり、住民を対象としたアンケートを実施しました。その中では、「仕事は能力が優先されるべき」「女性、男性も協力し合うことが大事」という意見が寄せられています。こうした意見をもとに、性差に関係なく住民全員が活躍することが出来る環境の醸成が必要だと考え、今後の施策やイベントの実施などに役立てられたらと考えます。

■大蔵村は、県や最上地域の市町村と共同で企画する「誰もが主役・輝く最上の人づくりシンポジウム」を11月に最上広域交流センターゆめりあホールアベージュにて開催する予定です。最上地方で事業を起こすなどして精力的に活動する女性をパネリストに迎え、活動やご自身についてお話しいただく予定です。今回はねぎぼうず、大蔵コッペパンのオーナー佐藤奈緒さん(合海)がパネリストの一人を務めることが決定しました。追って詳しくお知らせしますので、ぜひご参加ください。

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