8月5日(土)、第20回四ヶ村棚田ほたる火コンサートが開催されました。今年は新型コロナウイルスが5類となったことに伴って、来場者数に制限を設けない通常開催となり多くの方が来場しました。
日本を代表するオカリナ奏者である宗次郎さん、バイオリニストの今井博子さん、アコースティックギター奏者の小林健作さん、作曲家でピアニストの小林真人さんがステージで演奏する曲は来場者の郷愁を誘い、ゆったりとした時間が流れました。
「一生懸命練習してきました」とステージ上で話すのは大蔵中学校の1年生の皆さん。この日のために学校で、自宅でオカリナの練習に励んできたそうです。観客を目の前にして「そんなに緊張していない」と話していましたが、演奏中の表情は真剣そのものでした。
夜の帳が下り始めた午後6時30分、約1,200本のほたる火が灯されると、辺りは幻想的な明かりに包まれました。暑さもぐっとやわらいだ棚田に懐かしい音色のカルテットが響き渡りました。
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