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大蔵村 令和6年度当初予算

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山形県大蔵村

■一般会計当初予算額 42億3,800万円(前年度比 3億4,800万円の増)

◇一般会計の概要
令和6年度一般会計の当初予算総額は42億3800万円で、前年度当初予算に比べ3億4800万円、率にして8.9%の増となっています。
歳入は、地方交付税や村債、国、県支出金の割合が非常に大きく、国の地方財政対策の動向次第で村の財政運営が大きく左右されてしまう状況となっています。そのため、課税客体の極めて少ない本村では村税などの自主財源確保に努めています。
歳出は、総務費が全体の23.9%を占め、続いて土木費が18.5%、民生費が14.8%、公債費が11.8%、教育費が8.9%となっています。総務費の主な事業として、升玉水力発電事業による地域還元のための商品券交付事業、公共交通のさらなる利便性強化のための公共交通実証運行事業、そして役場庁舎建設事業を予定しています。土木費については、大雪に備えた除雪機械購入事業、積雪状況を24時間リアルタイムに可視化し、迅速な除雪体制の構築を図る日本一の除雪体制づくり事業、各地区村道の維持及び舗装修繕事業を予定しています。

◇特別会計の概要
特別会計・企業会計は、特定の事業を行う場合、その特定の歳入をもって特定の歳出に充てるために設置される会計で、村には4つの特別会計、2つの企業会計があります。
令和6年度から簡易水道事業特別会計、特定環境保全公共下水道事業特別会計、浄化槽整備事業特別会計が企業会計へ移行しました。企業会計への移行により、経営状況の明確化や正確な財政状況の把握が可能となります。特別会計の予算の合計は前年度比180万円(0.2%)の増となりました。
企業会計の予算の合計は4億9565万となりました。
今後とも「最小の経費で最大の効果を挙げる」という地方自治の本旨にのっとり健全な行政運営に努めていきます。

○一般会計の当初予算額の推移

○令和6年度公営企業会計予算額

今年度より「簡易水道事業会計」と「下水道事業会計」が特別会計から別個の公営企業会計となりました。

○令和6年度特別会計予算額

◆財政用語を解説!
○一般会計
道路建設、子育て支援、各種補助金など村の事業を管理する会計
○特別会計
特定の目的(水道·国保など)一般会計と分けて管理する会計
○自主財源
寄附金(ふるさと納税等)や村税など、村が自主的に得る財源

◆NEW PROJECT
○村営バスを用いた実証実験
現在運行している村営バスの車両を用いて、公共交通機関として更なる利便性を図るための実証実験を行います。(予算額240万円)
○地域通貨等システムの構築
大蔵村のポイント付与制度「くらぽ」を用いて健康ポイントの付与、買い物などがスマートフォンで可能になります。(予算額480万円)

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