村では令和8年度の新庁舎完成を目指し、4月に新庁舎整備に係る基本・実施設計業務を委託しました。現在進めている基本設計では、建物の構造や配置、各階の基本的なレイアウト、備えるべき機能や設備、内外のデザインをまとめていきます。
大蔵小・中学校ワークショップや住民説明会、職員ヒアリングで出された意見や要望を受けて作成した基本設計の案について、ご紹介します。
▽新庁舎の基本コンセプト
・村民に親しまれる庁舎
・経済的でスリムな庁舎
・環境にやさしい景観と調和した庁舎
・防災の拠点となる安全・安心な庁舎
・職員が働きやすい庁舎
・駐車台数124台(来庁者と職員分)
▽建築概要
延べ床面積:3707平方メートル
庁舎部分:2449平方メートル、公民館部分:1258平方メートル
階数:3階建て
構造:鉄筋コンクリート造(6m×6mスパン)
▽スケジュール
基本設計:令和6年8月完了
実施設計:令和7年2月完了
建設工事:令和7年7月~令和8年11月
開庁:令和9年1月
◆3階~議場は非常設型で多目的に利用
主に議会関連の部屋を配置します。議場はフラットな床とし、閉会中は村民に開放可能で講演や会議等に利用することができます。
展望テラスは、街並みを眺める屋外空間となり、災害時には避難テラスとなります。
研修室3の部屋を利用し、十分な広さでプライバシーに配慮しながら確定申告相談を行います。
ミーティング室は、主に職員の昼食休憩スペースとします。
◆2階~集会室は2階吹き抜けでイベントand軽スポーツに活用
集会室(体育館)はバドミントンコート2面分の広さを確保し、2階吹き抜けの天井高さで、軽スポーツが楽しめます。入口に下足を履き替えるスペースを備えます。
学習室は、ブックカフェの空間と繋がりながらも静かな空間とします。
村長室等を配置し、災害発生時には迅速な対応が可能になるよう、災害対策本部室になる会議室を配置します。
プライバシーに配慮した個室の打合せ室を配置します。
◆1階~ブックカフェが目をひくフロア
玄関をくぐると右手に役場そして正面は図書室と待合ラウンジ、イベント可能なフリースペースを併せ持つブックカフェとなっています。イベントは、広々とした軒下広場とブックカフェを連続させた開催を可能にしています。
エレベーターは定員13人程度とし、上階への移動を容易なものとします。
役場側には相談用の個室を用意し、プライバシーにも配慮しています。
■パブリックコメント募集
村民の皆さんがより使いやすい新庁舎の建築に向けて、基本設計の参考とさせていただくためご意見を募集します。
募集期間:7/5(金)~7/22(月)※必着
送付方法:意見提出様式(村ホームページからダウンロード又は総務課新庁舎建設室で配布)をメール、FAX、郵送で送付してください。
問合せ:総務課新庁舎建設室
【電話】75-2111(内線211)
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