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令和6年7月 豪雨災害

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山形県大蔵村

■災害の被害に遭われた方へ心よりお見舞い申し上げます
7/25(木)、降り始めた雨は激しさを増していき、13:23には大雨注意報が発令され、15:27には大雨警報(土砂災害)が発表されました。洪水警報、土砂災害警戒情報が発表されたことを受け、村では災害対策本部を設置しました。村内には避難指示が出され、同時に避難所を村内5か所に開設しました。夜には作の巻地内が冠水、稲沢や藤田沢でも土砂崩れが発生し、また村内で約800戸が停電しました。
7/26(金)、村内各地で排水ポンプ車を使った排水作業が行われました。10:00時点で停電が継続していましたが、12:40に赤松・烏川で停電が復旧しました。東北電力の電源車3台が肘折いでゆ館の駐車場に設置され、20:30に肘折が、21:15に四ヶ村地区が停電から復旧しました。
21:32に警報、高齢者避難を解除し、避難所を閉鎖しました。
最終的な避難所への避難者数は延べ39名。停電の本復旧は28日になってからでした。
住家の床上浸水は2件、床下浸水は13件、商業施設の床下浸水は3件ありました。農地被害は200件以上あり、被害総額は4億8千万円にも及び、また土砂崩れや倒木等による道路の被害総額は7億7千万円とものぼりました。
現在でも通行止め、片側交互通行となっている箇所があり注意が必要です。情報はくらっち、村ホームページ、X(旧ツイッター)などで配信します。今回の災害でけが等をされた方はいませんでした。これは住民の皆さんの防災への意識、防災訓練の賜物ではないでしょうか。今後も大雨などの情報を取り入れ、素早く避難するため、非常用持ち出しバッグを用意しておくなどの対策を行っていきしょう。

◇ふるさと納税での支援
災害に対して、ふるさと納税を通して寄附金をいただきました。各ポータルサイトより、8月30日現在で合計628,000円を87名の方に寄附していただきました。「ニュースで知り驚きました。少しでも役に立てればと思いふるさと納税をすることにしました」「大変だったと思います。一日も早く穏やかに過ごせますように」などのあたたかいメッセージもお送りいただきました。いただいた寄附金は大事に使わせていただきます。
現在でも最上8市町村それぞれで支援金の募集を行っています。ふるさと納税を通した支援金の寄附では返礼品はございませんが、可能な方は、他市町村へもご支援くださいますようお願いいたします。

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