■肘折ホカホカ人情ホカホカ♪ 第24回ふるさと山形CM大賞
大蔵村が一般部門賞を受賞しました!
1/3(金)に放送された「第24回ふるさと山形CM大賞」で、一般部門へエントリーした大蔵村の作品が一般部門賞を受賞しました。
レトロな昭和の雰囲気満載のCMは全編アニメーションで製作され、「肘折ホカホカ、人情ホカホカ…」と続く歌が印象的な仕上がりとなっています。企画・立案は肘折地区でカネヤマ商店を営む須藤和彦さんが、アニメーション制作、作詞作曲を、大阪府出身のアニメーション研究家かねひさ和哉さんが担当しました。かねひさ和哉さんは昭和アニメ研究の第一人者であり、白黒テレビ時代に放送されたようなアニメーションを製作し発表しています。こっちのけんとさんのミュージックビデオ「はいよろこんで」でその作品を知った方も多いのではないでしょうか。
昨年1月にかねひさ和哉さんが肘折温泉に滞在した際に、須藤さんと意気投合。今回のCM用アニメーション制作が実現することとなりました。カネヤマ商店の角打ちにて即興で「肘折ホカホカ…」と口ずさんだ曲を、昭和風のナレーション等の活動をされているマザえもんさんが歌とナレーションを、様々な楽器を使いこなすアーティスト中迫酒菜さんが編曲、バンジョーでの演奏を加えました。
かねひさ和哉さんは、肘折ホカホカの唄について「大好きな温泉のCMを大好きなスタイルで大好きな人々と一緒に作れたので、とても楽しかったです」と話してくださいました。また「カネヤマ商店の須藤さんや角打ちでご一緒したお客さんとも話したのですが、肘折は観光地化された温泉街ではなく、地元民の生活や山岳信仰、湯治文化に密接した空気が今でも強く残っているのが良いんです。『田舎のおばあちゃんち』『村祭り』のような安心感があります」と、肘折温泉についても言及され、「観光地として整備された温泉もよいものですが、湯治文化を今も守り続ける素朴な温泉でしか味わえない魅力は確かにあるものです。東北にはそういう温泉が今も数多く残っていて、嬉しい限りです」とも話してくださいました。
製作されたCMはYTSのホームページで30秒のフルバージョンは村観光協会や村のホームページで視聴いただけます。「ふるさと山形CM大賞」と検索の上ぜひご覧ください。
■木村裕吉さんへ山形県知事表彰が贈られました
大蔵村観光協会会長を長年務めた木村裕吉さん(肘折)に、令和6年度山形県商工観光功労者表彰が贈られました。「ひじおりの灯」の立ち上げや、豪雪という肘折の特徴を逆手に取った「ドカ雪・大雪割キャンペーン」が全国的な知名度を得たことなどから、その功績が認められ、この度の受賞となりました。木村さんは、「地域の人が頑張っている、楽しんでいるところに人は集まります。これからも精進します」と話しました。
■押切佳歩さんYBC読書感想文特選に輝く
第57回YBC読書感想文「本の森たんけん」で大蔵小学校1年の押切佳歩さんが19名の特選受賞者の1人に選ばれました。
押切さんが選んだ本は「ちゃうちゃうちゃうねん(文研出版)」で、この本は「すきかも」と言われた女の子が「なぜすきなのか?」を考える内容です。押切さんは「『すき』はまほうのことばです。友達ともっと仲良くなるために『すき』をたくさん使いたいです」と話してくれました。
■パフォーマーたつみさんから大蔵村保育所へ寄付
12/17(火)、東根市在住のパフォーマーたつみさんより、大蔵村保育所に10万円の寄付をいただきました。たつみさんは、地元の会社に勤務しながら、パフォーマーとして県内外で活躍されています。県内の保育施設に毎年寄付を行うなど福祉活動も積極的に行っています。子どもたちの笑顔のために活用してもらいたいとのことでした。
■大蔵中JRC委員会募金とバザーの収益金を村への寄付
大蔵中学校のJRC委員会が中心となり、災害で困っている人のために募金活動と大中祭でのSDGsバザーを実施しました。その募金とバザーの収益金、合計17,135円を、12/24(火)村への災害寄付として前期JRC委員長の3年須藤聖せりん琳さんと、後期JRC委員長の片見優ゆうな那さんが、村長と教育長に手渡しました。須藤さんは「大中生がリユースの大切さを知るきっかけとなれば」と話しました。ありがとうございました。
■デジタルのお悩みを解決!デジタル講習会開催
スマホや電子決済などのデジタルに関する悩みを解決するため、デジタル講習会が2回にわたり開催されました。1/15(水)の中央公民館での開催では13名が、1/21(火)の赤松生涯学習センターでは15名が参加しました。講習会では挑戦してみたい内容ごとにグループを作り、話し合いや講師を務める武田弘己さん(デジタル推進員)に使い方を教えてもらう姿が見られました。今後もグループごとの講習会を開催する予定ですのでぜひご参加ください。
■社会を明るくする運動作文で伊藤幸歩さんへ優秀賞
大蔵中学校3年の伊藤幸歩さん(合海)が、山形県社会を明るくする運動作文コンテスト中学生の部で優秀賞を受賞しました。この作文コンテストは、犯罪・非行のない地域社会づくりに対する理解を深めることを目的に毎年開催されています。「皆さんがこれから発する言葉が、思いやりに包まれているものでありますように」と締める伊藤さんは、オリンピック選手への誹謗中傷を目にして心を痛め、作文のなかに思いを込めたと話しました。
■大蔵村防災士連絡協議会を設立しました
12/20(金)、防災士の認定を受けている住民を主とした「大蔵村防災士連絡協議会」が設立されました。社会の様々な場面で防災力を必要とされるなか、自助、共助、公助の推進を目的として設立されました。これからの活動として、依頼を受けて防災講座を行うことで地域の防災力の底上げを図ります。正しい知識、正しい対処はいざというときになかなかできません。日頃から防災意識を高めることが期待されています。
■株式会社新庄輸送サービスより啓翁桜が贈られました
1/6(月)、村営バスやスクールバスの運行を行う株式会社新庄輸送サービス様より、大蔵村へ啓翁桜が贈られました。しなやかな枝に薄紅色の花が咲きそろう啓翁桜は、山形県が出荷量日本一を誇る冬の花です。温度や薬品での処理により、桜に春が来たと勘違いさせて真冬に花を咲かせます。頂いた桜は役場庁舎の玄関などに飾り、降雪の季節に文字通り華を添えました。ありがとうございました。
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