町長コラム 温故創新

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■スポーツの秋
鶴岡・田川地区から42人出場しましたが、庄内町からは24人という素晴らしい成績でした。また、ハンガリーで開催された陸上の世界選手権には、本町出身の齋藤真希選手が円盤投げに出場しました。今月開催の第8回月山龍神マラソン大会では、本町ゆかりの設楽悠太選手がゲストランナーとして大会を盛り上げてくれます。
今年はサムライジャパンのWBCに始まり、なでしこジャパンのワールドカップベスト8や男子のバスケットボールでは、48年ぶりにオリンピックの出場権を勝ち取るなど話題が目白押しです。そして今、ラグビーのワールドカップでは前回のベスト8以上を目指して熱戦が続いています。
バスケットボールやラグビーなどでは、長らく身長や体格差でハンディのある日本人に不利と言われ、なかなか勝ち進めなかった経緯があります。ところが、近年は運動量や俊敏さ、3ポイントシュートなど独自の強みを生かした戦術で世界と競り合っています。
特にラグビーは、身長の高い人、低い人、足の速い人、体重の重い人、それぞれの特長を生かしたポジションでの活躍が可能です。また、基本精神として「One for All,All for One」(ひとりは全員のために、全員はひとつ目標のために)という合言葉があります。
同じ目標に向かいワンチームとなって、役割を自覚し、信頼関係のもとコミュニケーションを深め、最高のパフォーマンスを実現する。これは、スポーツのみならず全ての組織活動に通じるものだと思います。
スポーツの秋、見て楽しむ、自ら取り組む、記録を目指す、仲間を増やす、健康増進といろんな角度でチャレンジを始めたいものです。

庄内町長　富樫透