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■令和5年春の叙勲旭日小綬章受章　原田眞樹さん(廿六木)
2年11カ月の旧余目町長、合併後の16年間庄内町長を務めた功績などが称えられ、原田眞樹さん(廿六木)が旭日小綬章を受章されました。42歳で余目町議会議員に当選、2期7年を経て49歳で余目町長に就任。地方分権が叫ばれていた当時、余目町として自主的にできることは何かと考え、町長を志したとのこと。他にも県町村会会長、全国町村会副会長を歴任し、地方自治に多大な貢献をされました。
公平公正を信念に、「行政とは何のためにあるのか」と日々自問し、一人も見捨てない「日本一のまちづくり」を目指した原田さん。就任中は旧立川町と旧余目町との合併、東日本大震災での南三陸町への支援、新型コロナウイルス感染症への対策などに尽力し、特に合併については「3年間で200回以上の会合を重ね、合併のメリット・デメリットを徹底的に議論し、住民への説明責任を果たした結果の合併だった」と振り返りました。今回の受章について「町長として当たり前のことをしてきただけ。町民のみなさんの支援があって長い間町政を担うことが出来た。
今回の受章はある意味での卒業証書だと思う」と話されました。