子どもたちの笑顔を守りたいパパママに寄り添う 庄内町の子育て支援(1)

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今年4月、社会全体で子どもの成長を支援するために「こども家庭庁」が発足されました。
庄内町でも、すべての妊産婦、子育て世帯、子どもへ一体的に支援が行えるよう子育て応援課の中に「こども家庭支援係」が新設され、子育て支援の強化を進めていきます。庄内町のみならず全国的に出生数の減少が続き、出産や子育てに関する考え方も多様化する今、安心して産み、子育てをしやすい環境に整えるにはどうしたらよいのでしょうか。
今回は、庄内町の子育て支援事業の紹介とともに、実際に子育て中のパパママの本音を聞かせてもらいました。

■庄内町の子育て支援
▽妊娠から出産期
私のおススメ保健師　石川佳苗
・妊婦健診(14回分)・超音波検査(4回分)・子宮頸がん検診・歯科検診費用などを補助
・新生児聴覚検査費用を補助(新生児1人につき上限3,500円)
・伴走型相談支援、出産・子育て応援交付金(妊娠届出時に50,000円、赤ちゃん訪問後に出生児1人につき50,000円)を交付
・第1子から誕生祝品(出生児1人につき商品券50,000円分)を支給
・ようこそ赤ちゃん応援メッセージ・ギフト事業(妊娠後期の妊婦さんに贈呈)

▽0歳から乳幼児期
私のおススメ保健師　井上久野
・赤ちゃん訪問(保健師・母子保健コーディネーターが訪問)
・ブックスタート事業(9か月児に絵本のプレゼント)
・幼児のフッ素塗布(幼児健診時に無料でフッ素塗布)
・ファミリーサポート(子育ておたすけ事業)
・一時預かり保育は5回まで無料(余目保育園・認定こども園からふる)
・幼稚園でおかず給食を実施(ごはんだけ持参)

▽小学生から中学生
私のおススメ指導主事　富山裕二
・小学校入学時にランドセル、中学校入学時に通学カバンをプレゼント
・スクールバスの利用が無料
・学童保育所が全小学校区に設置
・学童保育料2人目以降半額(兄弟姉妹が一緒に利用したとき)
・小中学生の給食費を半年間無料
・経済的にお困りの保護者には、学用品や給食費などを援助
・中学3年生に地域の教員OBや大学生が学習支援を行う夢サポート塾

▽高校生から大学生
私のおススメ企画情報課　伊藤典子
・高校生のお子さんを養育するひとり親などの世帯で、児童扶養手当の支給認定を受けている世帯に商品券を支給
・庄内総合高等学校に在学している世帯へは、通学定期券の購入時や資格取得にかかる経費を助成
・育英資金は無利子で貸付

▽全年齢
・0歳～中学3年生までのお子さんの医療費を無料
※令和5年10月からは高校生までに拡大
・病児病後児保育で働くパパママをサポート(生後3か月～小学6年生を対象に余目保育園内「ほっと」で実施)

子育て支援事業は他にもたくさんあります。詳細はHPでご紹介していますので、こちらの本紙二次元コードからチェックしてみてください。