■新コーナー「北館大学物語」始まります。
風車村エコランド実行委員会では、その昔、荒れ地ばかりであった庄内平野に命がけで水を通し今の大穀倉地帯のもとを築いた、北館大学公の偉業を広く知ってもらう為に紙芝居を作りました。今から420年前、西暦1600年天下分け目の関ケ原の戦いがあり、東軍が勝利しました。その時、徳川方について家康の勝利に大いに貢献した山形城の最上義光はその褒美として秋田の由利地域と庄内一円を領地として与えられました。
ある日、義光は家臣の北館大学助利長を呼び出し「そちに、庄内の狩川城を任せる。よいか、しっかり治めるのじゃぞ!」と下知を下した。そして「狩川という所は、最上川が近くに流れており、土地は広くてとても良いところじゃ」といった。大学は「ありがたい仰せ、大学謹んでお請け致します」と頭を下げました。
(1)高台から望む
1601年、北館大学は狩川城に赴任しました。
そして、早速、城の高台から平野を眺めたのですが、とても驚きました。
平野とは言うものの、原野が延々と続く荒れ地ばかりであったのです。
問合せ:風車村エコランド実行委員会(ウインドーム立川内)
【電話】0234-56-3361
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