■恭賀新年
明けましておめでとうございます。新しい年を迎えて、みなさまにおかれましても夢や希望の実現に向けて、目標や計画を立て、想いを新たにされている方も多い事と思います。
昨年は、新型コロナウイルス感染症が5類に引き下げられ、社会・経済活動も平時に向けた動きが進みましたが、酷暑による農産物の品質低下や国際的な原材料、エネルギー価格の高騰は生活環境へ依然厳しい影響を与えています。
改めて、町の強みや総合力を駆使したまちづくりが必要と感じています。
▽交流人口、関係人口の拡大による活性化
今年は日本海沿岸東北自動車道の遊佐鳥海までの延伸や新庄酒田道路の新庄古口道路の開通、庄内空港チャーター便やクルーズ船などによるインバウンド効果、町の図書館のグランドオープン、保育園留学、ふるさと納税の拡大、各種イベントなどによる交流人口、関係人口の拡大は新たな活性化策と考えます。
▽ブランド化戦略による産業の活性化
ブランド化戦略では、改めてコメにこだわりながら、庄内という名称の優位性や地域資源に磨きをかけ、「人、モノ、お金、知恵」がしっかりと地域循環し、特に食料とエネルギーの自給ができる経済圏の確立を目指します。
また、働き方改革や半農半X、起業や貸オフィスなど多様な試みの中で、企業誘致や産業の活性化に繋げます。
▽防災力強化で安全・安心のまちづくり
全国各地で頻発する災害は、いつ、どこで起きてもおかしくない時代です。7つのまちづくりセンターを地域コミュニティの基本としながらも、有事には各自主防災組織と連携が必要です。防災意識の普及と地域防災力の向上に向け、先に設立した庄内町防災士ネットを強化し、災害時も誰一人とり残さないまちづくりを推進します。加えて、LINE、マルチタスク車両の活用などDXの推進により安全、安心と利便性が高まる施策を実施します。
結びに、本年が町の守り神である龍神のごとく、天空を駆け上がり飛躍する1年になることと、みなさまにとって実り多き年になることを祈念し、新年のあいさつとします。
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