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町長コラム 温故創新

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山形県庄内町

■清河八郎を大河ドラマに
清河八郎の大河ドラマ誘致活動は、生誕200年の2030年を目標に2018年より活動を始め、早6年が経過しています。その間、コロナ禍のため活動しにくい時期もありましたが、八郎を広く知っていただく為の講演会、DVD、記念グッズの作成、NHK山形への訪問などの周知活動を行ってきました。
成功事例の自治体や関係者のみなさんからは「何よりも地元の盛り上がりが重要」とのアドバイスをいただき、大河ドラマ誘致ののぼり旗や紙芝居の作成、YouTubeでの配信、小、中学校での理解促進などに努めてきました。
昨年は、親しみやすさを図るために清河八郎をラッピングした自動販売機や記念グッズの「八郎カプセルトイ」を製作し、盛り上がりの醸成を図りました。今年は7月に評論家の佐高信さんによる講演会、9月には東洋大学教授の岩下哲典先生らを招いてのシンポジウムを開催し、庄内人としてのDNAや時代に果たした役割の検証など、従来とは違う視点での八郎の魅力を提言いただきました。
また、清川観光ガイドの会、商工会女性部、清河八郎顕彰会のみなさんからは「駅からハイク」や「歩いて楽しむ回天の道と清川歴史の旅」などで観光振興や関係人口の拡大につなげていただいています。
この他にも誘致協議会としては、観光協会、商工会、記念館をはじめ関係団体はもちろん、各企業や個人、マスコミなども巻き込み会員拡大、誘致運動を展開しているところです。それでも、まだまだ広域的な認知と活動の広がりが課題です。清河八郎の「維新の魁」としての業績を、多くのみなさんに広く理解していただき、ドラマ誘致にむけ一緒に頑張っていきましょう。
庄内町長 富樫透

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