■みんなが好きになる庄内町の米
昨年「かっぱも好きになる庄内町の米」というフレーズで、庄内総合高校のみなさんが作ったCMが、見事山形ふるさとCM大賞のグランプリを受賞しました。副賞として1年間のTV放映権をいただき、現在も毎日県内で放送されています。
そのCMの放送効果が東京の運営会社の目にとまり、11月1日より渋谷のスクランブル交差点の渋谷109フォーラムビジョンで、1時間に1回の間隔でそのCMが1年間放映されることになりました。政府広報や財団などのお知らせはあるものの、今までは民間企業のCMが主で、地方自治体としては全国初の取り組みとのことです。
渋谷のスクランブル交差点は、1回の信号待ちで3000人が動くと言われています。加えて、インバウンドの方々も年々増えています。仮に1割の方が目にするとしても、情報発信の効果は絶大なものと期待しています。
一昨年から取り組んでいる町のブランド化戦略では、つや姫だんごや庄内まるもち、庄内米食べ比べセットなどの商品化に取り組んでいます。また、ふるさと納税の返礼品や県内外での各種イベント、バイヤーツアーなどでも認知度を高め庄内町の特産品として売り出しています。
今年で第18回目となる「あなたが選ぶ日本一おいしい米コンテスト」も「亀ノ尾」から「つや姫」に繋がるおいしいお米発祥の地としての系譜と、お米を取り巻く庄内の食文化の豊かさの情報発信に努めてきたところです。
改めて、わが町の強みであるお米から始まる食文化のブランド化にむけ「かっぱはもちろん、みんなが好きになる庄内町の米」を全国へ一緒にPRしていきましょう。
庄内町長 富樫透
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