北館大学の功績の紙芝居をお届けしています。
(12)一夜にして流される
さて、工事も進みいよいよ当初から最大の難所とみられていた箇所に差し掛かりました。
そこは清川駅から西へ500m、そこから東興野にかけて300mほどの区間です。
そこは、ゴーゴーと荒れ狂い、渦巻きながら流れる最上川の淵で、そこを埋め立てて堰台を造り用水路を通そうとする難工事です。
大勢の人夫達は岩を崩し、杭を打ち、土石を投入して淵を埋めようとしたが、終日の苦労によりやっと埋め立てた砂も一夜にして流されてしまった。
次の日も、次の日も埋め立てて作業を続けたがすべて流され、徒労に終わってしまったのです。
問合せ:風車村エコランド実行委員会(ウインドーム立川内)
【電話】0234-56-3361
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