■余目中学校
余目中学校では南三陸町についての学習や交流を大切にしています。震災後は仮設住宅を訪問して栽培したトマトをお届けしたり、中学校の花壇に花の植栽を行ったりしました。東京修学旅行で、南三陸産のわかめを販売したこともありますし、3月の慰霊の日には例年防災無線で追悼の呼びかけをしています。新型コロナのために、しばらく訪問ができませんでしたが、また往来ができるようになり、今年度は9月に2年生が訪問して、漁業やまちづくり、防災などについて学んできました。余目中の先輩たちは、その時その時の状況に合わせて自分たちにできる活動を考え、友好町のみなさんに親しみをもって行動してきました。その伝統に誇りをもち、私たちもまたできることを考え、友好町との絆を繋いでいきたいと思います。
■将来のゆめ
2年 渡會乃彩(のあ)
私の将来の夢は、理学療法士になることです。私はバレーボールをしていますが、何度もけがをして、部活で悔しい思いをたくさんしてきました。そんなときに出会った理学療法士の方が「一緒にがんばろう。絶対治そうね」と励ましてくれたのです。けがをして気持ちが落ち込んでいるときに、とても心に残る言葉でした。自分もけがをしてきたからこそ、悔しい気持ちや「早く治さなきゃ」と焦る気持ちもわかるので、同じようにけがに苦しむ人を治してあげたいと思います。将来夢を叶えられたら、その方のように親身に寄り添っていきたいです。
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