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町長コラム 温故創新

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山形県庄内町

■育て 町の魅力発信伝道師
「とおるくんの学校に行こう」の企画で余目第一小学校に行ってきました。
6年生36人が7つの班に分かれて庄内町の魅力と課題をグループで話し合い、課題解決策を発表していただきました。
課題として、(1)少子高齢化(2)人口減少(3)若者流出(4)担い手不足による産業の空洞化など。魅力としては、(1)月山や最上川などの自然の豊かさ(2)お米をはじめとする食の豊かさ(3)みんなで助け合い地域を守るコミュニティの豊かさなどが挙げられました。どちらも、論理的に整理された内容でとても感動しました。
解決策として、観光の面では、自然満喫イベントや米フェス、だし風体験や、田んぼアート、泥んこスポーツ大会、白鳥ツアーの開催。施設面では、スイデンテラスのような宿泊施設やグランピング施設、ペットと遊べる公園、大きな本屋、家電量販店、カフェ、屋内プール。安全・安心のまちづくりでは道路や歩道の拡幅、カーブミラーの設置、電柱のセットバック、交差点での安全確認など多岐にわたる提案をいただきました。
このほかにも「みんなが仲の良いまちにしたい」という意見もありました。町でも、商工会を中心に町ぐるみの運動として2011年より「笑顔で元気なあいさつ運動」に取り組んでおります。あいさつを交わすことで心をかよわせ、人の温かさを感じる町にしたいものです。
最後のまとめでは「住みよいまちにするには施設やお店の充実もあるが、何よりも自分たちがもっと庄内町の良さを理解して、その魅力を多くの人に伝えられる人になりたい」と町の魅力発信伝道師としての決意がありました。
改めて、子どもたちの成長を感じると共に、とてもうれしい日になりました。
庄内町長 富樫透

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