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今後の小中学校はどうなるの?

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山形県庄内町

■「庄内町立小中学校再編整備実施計画を策定しました」
教育委員会では、令和元年度から小中学校の再編整備に着手し、令和6年2月に「庄内町立小学校及び中学校の適正規模及び適正配置に関する基本方針」を決定。以降、9月から3回にわたり、保護者、教職員、学校運営協議会委員などで構成される「庄内町立小中学校再編整備検討委員会」を開催し、委員のみなさんから様々なご意見をいただきました。検討委員会で出された意見を参考に、1月29日に開催した教育委員会定例会で「小中学校再編整備実施計画」を策定しました。

■小学校
町内の5つの小学校を統合し、新小学校を開校します
※令和14年4月を目途に開校予定。「響ホール北側」に校舎の建設を予定しています。

■中学校
町内の2つの中学校を統合し、新中学校を開校します
※令和11年4月を目途に開校予定。新中学校校舎は、余目中学校を改修して使用します。

■今後7年間の小学校入学予定人数 単位(人)

※R6年度生まれは、2月時点の出生数です。最終的には94人と見込まれています。

■小学校の再編を最初から「1校」にした理由は?
再編整備検討委員会では基本方針に基づき、当初「町内2校」で検討を進めました。しかし、ここ数年の特に4小学区、立川地域の出生数の減少を受け、想定より早く町内1校になる可能性が高まりました。また、小規模校の児童は、クラス替えができないこと、中学校進学時に環境の大きな変化に戸惑いを感じることも心配されます。短期間で段階的に統合することは、児童、保護者、地域に大きな負担になるという意見もあったため、最初から「1校」にするべきと考えました。

■小学校の建設予定地を「響ホール北側」とした理由は?
通学時間や教育環境、まちづくりの視点などから、学校用地候補地選定庁内会議において選定した12か所の候補地を4か所に絞り込んで、再編整備検討委員会に提示しました。最終的に「響ホール北側」と「立川小学校・立川中学校敷地」の2か所を比較し、安全性、小学校と中学校の連携、徒歩圏内にある公共施設など、総合的に判断して「響ホール北側」としました。

■小学校を1校に統合した場合、通学時間はどうなるの?
基本方針では「通学時間は30分程度とする」と示していました。しかし、現在でも徒歩通学児童の44%とスクールバス通学児童の一部は、通学時間が30分を越えている状況です。1校に統合する場合、本町の南北に長い地形や、運行可能なスクールバスの台数を考慮すると「通学時間30分程度」を超えてしまいます。そのため長時間バス通学をする場合は、直行便の運行やトイレ休憩時間の確保などにより、児童や保護者の不安、負担を軽減するように努めます。

■今後のうごき
中学校統合に向けて、保護者、地域住民、学校関係者、行政などで構成する(仮称)庄内町立中学校統合準備委員会を設置し、事前交流の在り方や校名・校歌・校章などについて協議します。余目中学校は令和7年度から改修工事を行います。
小学校統合に向けても、中学校統合と同様、統合準備委員会を設置し協議します。詳しくは町HPをご覧ください。

問合せ:教育課教育総務係
【電話】0234-43-0126

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