■魚魚まつり
3回目を迎えた「かんだらうん米魚魚まつり」に行ってきました。今年一番の寒波の中、庄内地区内において最後の寒だらまつりの開催になりましたが、多くの家族連れのみなさんの参加もいただき大いに盛り上がりました。
今年は新たに雪中宝さがしが加わり、子ども達が雪山を駆け上がりながらカプセルを掘り起こし、魚介類やお米などの豪華景品などに交換していました。
モクズガニすくいでは、時間内に何匹もすくい上げる子や残念ながら一匹もすくえなかった子もいたようですが、逃げ回るカニと格闘しながら楽しんでいました。
恒例のお魚解体ショーでは、最前列に子ども達が陣取り魚にさわったり、解体のしかたや魚の構造の説明を聞き「大きい」「おいしそう」などの歓声をあげながら、食い入るように見ていた姿が印象的でした。じゃんけん大会では家族分の寒だらセットをかけて、会場全体で世代を超えたバトルが繰り広げられ、当選者が決まりました。見事ゲットした家族のみなさんはまるでお祭り騒ぎでした。もちろん、販売された塩むすびと寒鱈汁セットも厳寒の海で獲れた新鮮なものだけあって、この時期だからこその最高の味でした。
このほかにも、お魚マグネット釣りや珍魚展示、旬の魚下敷き配布など海や魚に親しむ企画がたくさんあり、特に子ども達にとっては貴重な体験になったと思います。
魚離れや自然体験がどんどん少なくなっている中で、寒さや味覚を実感し、海や魚、お米などに興味を持つ機会となったと思います。未来のさかなクンや庄内浜文化伝道師、お米マイスターなど将来めざす目標のきっかけづくりになるイベントを今後も増やしていきたいと思いました。
庄内町長 富樫透
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