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文化財・歴史 アラカルト

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山形県新庄市

~新庄開府400年(2025年)に向け、新庄の貴重な文化財(たから)を巡るシリーズ~
第19回瑞雲院西墓地内戸沢家墓所/市指定史跡

市内太田地区にある瑞雲院(ずいうんいん)の西墓地、通称焼け寺は、新庄藩主戸沢家の菩提(ぼだい)寺である瑞雲院が元々あった場所です。瑞雲院は1622(元和8)年に初代藩主戸沢政盛が新庄に入部した際、北部の要衝として建立されました。しかし、1701(元禄14)年、二代藩主戸沢正誠(まさのぶ)の時代に火災によって全焼。その後1704(宝永元)年に、現在の瑞雲院がある東側に再建されました。その際、初代藩主政盛の墓も現在の場所に移され、歴代藩主とその家族が眠る墓石、および廟(びょう)形式の御霊屋(おたまや)が建立されました。現在も瑞雲院の西墓地内の戸沢家墓所には、初代藩主政盛の正室である真室御前や歴代藩主の娘、側室たちなどの墓が残されています。

歴史センター
【電話】22-2188

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