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【文化財・歴史アラカルト】第13回 八向楯/市指定史跡

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山形県新庄市

~新庄開府400年(2025年)に向け、新庄の貴重な文たから化財を巡るシリーズ~

八向楯(やむきだて)は本合海集落の西側にある八向山山頂に築かれた楯(たて)(山城)で、戦国時代の典型的な楯の姿をとどめる貴重な史跡です。
本丸・二の丸・三の丸、底がV字型の深い空堀を持ち、本丸の南側には最上川があり、東西両側を深い谷で囲まれた天然の要塞です。本丸からは、本合海集落から最上川の下流まで、広く見渡すことができます。
築城の時代や楯主は不明ですが、合海志摩守(あいかいしまのかみ)という武士が楯主を務め、戦国時代に清水城主である清水家に滅ぼされたという言い伝えが残っています。その後、清水家の家臣・木戸周防(すおう)が楯主を務めたと伝えられています。

問合せ:歴史センター
【電話】22-2188

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