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【いま”コレ”すった】地域おこし協力隊活動レポートVol.21

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山形県新庄市

■中村徹(なかむらとおる)

○子どものころから縁のある新庄
4月に地域おこし協力隊に着任し「移住就農推進事業」に取り組んでいる中村です。新庄の皆さんよろしくお願いいたします。
新庄には母方の祖母が住んでいて、子どものころから毎年のように遊びに来ていました。祖母が作った里芋はとてもおいしくて「自分でも作物を作ってみたい」という思いを持つようになりました。
私が本格的に就農を考えたきっかけは、10年ほど前にさかのぼります。仕事で農業について学ぶ機会があり「さまざまな専門知識を集結させて作物を収穫できること」に魅力を感じ「農業をやりたい」という思いが再燃しました。それからは、新規就農者向けのイベントで農業について学んだり、農業体験に参加したりして、就農の準備を進めてきました。
就農の準備を整え、コロナ禍も収束に向かい始めたため、昨年10月に「新庄で農業を始めよう」と決意を固めました。そして新庄市に相談したところ、地域おこし協力隊という制度を知り、応募させていただきました。

■新庄への移住就農の先駆けとして
現在は、農林大学校で就農について学びながら、泉菜株式会社に協力いただき農作業の実地研修を受けています。平日は農作業でいっぱいいっぱいなので、土日にその週に学んだことをまとめたり、調べものをしたりしています。
上の写真は、サトイモの種芋を植えている様子です。このほかにも、ネギを植えたり、ホウレンソウの袋詰めをしたりしました。今後もさまざまな農作物の収穫や出荷などの作業を通して、知らなかったことがたくさん経験できると思うので、今から楽しみです。
来年度からは「自分の畑を持つこと」と「新庄の農作物を全国に発信すること」を目標に活動する予定です。また、自分と同じように新庄で農業をやりたいという人に対して、技能習得や生活面などでのサポートをしていく体制を作っていきたいです。3年間という任期では難しいかもしれませんが、最上地域全体で農作物をピーアールできる環境も作っていきたいと考えています。

詳しくは、農林課農政企画室へ。
【電話】29-5835

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