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【特集】もしもの時に備えて-(1)

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山形県新庄市

自然災害は突然に…。

【もしもの時に備えて-】
国内では、平成30年8月に2度の豪雨災害、令和元年10月に台風による大規模災害が発生するなど、豪雨や台風による大規模災害が発生しています。
本市でも、令和2年7月と令和4年6月の豪雨で河川が氾濫するなど、災害の度に私たちの生活が脅かされています。
災害が発生したとき、まずは自分の身の安全を確保することが最も重要です。
普段から災害発生時のより良い行動を意識して、災害に備えましょう。

■自然災害に備えて
○近年の自然災害
近年は、梅雨前線や秋雨前線の停滞により線状降水帯が発生することで、大雨となることが増えています。また、7月から10月にかけて多く発生する台風は、大雨・洪水・暴風などによる被害をもたらします。さらに、傾斜の急な山や川が多い地域では、大雨によって崖崩れや土石流、河川の氾濫などが発生しやすくなります。
私たちの生命を脅かすような自然災害が、毎年のように発生している状況です。「うちは大丈夫」などと油断せず、日頃から災害に備えましょう。

○ハザードマップ、確認していますか?
ハザードマップとは、河川の氾濫や堤防の決壊などによる浸水情報や避難場所などを、分かりやすく伝えるために市で作成した地図です。本市では全戸に配布しており、市ホームページでも見ることができます。日頃から危険な場所や複数の避難所、避難経路などを確認しておきましょう。
また、災害の種類や規模によって開設される避難所が変わる場合があります。災害時には市ホームページやLINE、ラジオ(あすラジ:FM89・6MHz)などから発信される避難所開設情報を確認し、避難しましょう。

~大雨予報時のチェックリスト~
(1)日常的に確認しておくこと
・雨や風が強くなる前に家屋を補強する
・ハザードマップで浸水想定を確認する
・避難所の場所を確認する
・避難所までの安全な経路を確認する
・避難する基準を確認する
・食料・飲料などを備蓄する
・非常用持ち出しバッグを準備する

(2)大雨予報が出たら
・気象情報、避難情報を確認する
・避難先、避難経路を再確認する
・避難に際して配慮が必要な人を確認する

(3)避難情報が発令されたら
・可能な限り複数人で避難する
・車で避難する場合は道路状況に注意する

○土砂災害
人家がある場所で土砂災害の危険がある場合は「土砂災害警戒区域(イエローゾーン)」「土砂災害特別警戒区域(レッドゾーン)」に指定しています。指定区域内に住んでいる方は、特に早めの避難を心掛けましょう。

○土砂災害の前触れ
次の現象は土砂災害の前触れの可能性があります。大雨の際に兆候が見られたら、すぐに避難するか、身の安全を確保しましょう。なお、これらはあくまで一例です。「いつもと何か違う」と感じる現象がある場合はすぐに避難しましょう。

(1)崖崩れの前触れ
・崖から小石がパラパラと落ちてくる
・樹木が揺れたり、傾いたりする
・斜面から水が湧き出る
・斜面にひび割れができる

(2)土石流の前触れ
・川や沢の中でゴロゴロという音がしたり、火花が見えたりする
・川や沢が濁り、流木が流れてくる
・雨が降り続いているのに、川や沢の水が減る
・山鳴り、異常なにおい、地鳴りがする

(3)地すべりの前触れ
・池の水が濁ったり、減ったりする
・木の裂ける音や木の根が切れる音がする
・地鳴りや山鳴りがする
・湧き水が増える
・地面にひび割れや段差ができる

○ペット同行避難について
災害が起きた時、避難所には動物が苦手な方、アレルギーがある方がいる可能性があります。ペットと同行する場合は、県で作成している「ペット同行避難マニュアル」を確認し、円滑な避難を心掛けましょう。

~警戒レベル4で全員避難!~
気象庁や市の情報を取得し(警戒レベル1・2)の場合は災害に備えてください。また、市から(警戒レベル3・4)が発令された地域にお住まいの方は、速やかに避難してください。
・市ハザードマップ
・令和5年2月号災害特集に非常持ち出し品のチェックリストを掲載しています。
※二次元コードは本紙参照

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