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自治体の皆さまへ

【いま”コレ”すった】地域おこし協力隊活動レポートVol.22

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山形県新庄市

■奥澤貫司(おくざわかんじ)
▽人との距離感が近いことが魅力
5月に地域おこし協力隊に着任し「移住交流推進事業」に取り組んでいる奥澤です。新庄の皆さん、よろしくお願いいたします。
前職では、東京で不動産・金融の仕事をしていました。地域おこし協力隊となったきっかけは、5年前に、新庄の企業から資金繰りの相談を受けたことです。それ以来、年に何回か新庄を訪れては、仕事などを手伝うようになりました。仕事で知り合った方の地元に呼んでもらったり、遊びに連れて行ってもらったりしたことで、仕事以外の知り合いもでき、充実した日々を過ごすことができました。東京には、仕事以外の知り合いはいませんでしたが、新庄は人との距離感が近いのがとても魅力ですね。そんなこともあり、新庄に移住したいと考えるようになりました。
コロナ禍が収束に向かい始めたこともあり、1月に本格的に新庄へ移住しようと考えました。そこで地域おこし協力隊制度の話を耳にして、不動産の仕事で得た知識を活かして移住交流推進事業に取り組みたいと思い、応募させていただきました。

▽地域の教科書を作りたい
新庄への移住者を増やすために「地域の教科書」を作りたいと考えています。地域の教科書というのは、地域の習わしや暗黙の了解などをまとめた、地域に馴染むためのガイドブックのようなものです。実際に移住をすると、今まで当たり前と思っていたことが当たり前ではなかったり、その地域独自のルールがあったりすることがあります。私も新庄に移住してきてから、地域住民が協力して消防団の活動していることに驚きました。そのため、移住したい方が安心して移住できるように、地域の教科書が必要なのです。ある自治体では、地域の教科書の作成を含め、さまざまな移住対策を行い、前年よりも大幅に移住者を増やすことに成功したという事例もあります。
現在は新庄を知るために、地域の人に話を聞いたり、観光名所を回ったりしています。皆さんのお話を伺える機会がありましたら、新庄ならではのことを教えていただけると、うれしいです。

詳しくは、総合政策課広報・地域づくり推進室へ。
【電話】22-2117

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