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自治体の皆さまへ

区長と市長のまちづくり会議

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山形県新庄市

今年で35回目となる「区長と市長のまちづくり会議」を、7月22日~23日に、5つの中学校区ごとに開催しました。
本市の将来像について、様々な視点で活発な意見交換が行われ、地域活動を通じた身近な課題に対する意見も挙がりました。今回は、その一部を紹介します。

■人口減少対策などの取り組みに関する情報発信の強化について
○区長
「若者の流出」や「少子高齢化」、これは新庄の最大の課題だと思うが、これに対する市の取り組みをもっとPRする必要があるのでは?

○市長
さまざまな形で故郷に回帰してもらえる制度、取り組みをもっと推進していく必要があると思っています。今年4月には東北農林専門職大学が開学し、地元に高等教育機関ができました。4年後に卒業される地元の方だけでなく、他県から来られた方にも、新庄で農業に従事してもらえるような環境づくりを行い、若者の定着につなげていきたいと考えています。
また、新たな働く場の創出も大切です。本市の産業構造や地域の経済を取り巻く環境の変化に合わせて、さまざまな課題を再検証しながら、工業用地のあり方について検討を進めていきます。
こうした各種施策などの情報を発信する場として、市ではポータルサイト「かむてんチャンネル」を新たに開設しました。このサイトでは、誰でも市の情報を投稿・閲覧し、共有することができます。「いろんな情報をもっと身近に、皆さんに」という思いの基で、市の情報発信にはさらなる工夫が必要であると感じています。皆さんにしっかりと情報を伝えていくことの重要性を改めて認識し、情報の発信に努めてまいります。

■新庄インターチェンジ付近道の駅の構想について
○区長
エコロジーガーデン道の駅よりも、インターチェンジ付近道の駅の方が、東西南北の国道の交差点に近いなど、地理的に見てもイメージとして伝わりやすく、地の利がいいのでは?月山や葉山、鳥海山や杢蔵山を一望できる絶景の地点にあり、観光地としても適しているのではないかなと。そうした地域性を考慮して進めてもらいたい。

○市長
エコロジーガーデン道の駅については既に事業が進んでいまして、最低限の予算で、トイレや情報発信施設に加えて、駐車場の一部を作ることとしています。
インターチェンジ付近道の駅については、国道47号線と13号線が交わるポイントであり、集客も非常に期待できると考えています。一方で、過去に「道の駅検討会」を中断した経緯もあるため、道の駅についての勉強会から再出発しています。今後は国・県との協議も行いつつ、最上8市町村としてできることを明確にしていく予定です。
構想としては、物産観光にとどまらず、交通の要衝であるという地の利を活かし、物流の拠点か、あるいは災害時の拠点にできないか、ということも模索中です。

■最上公園の管理・運用の改善について
○区長
新庄の将来のためにも、最上公園の環境整備を継続して推進していただきたい。新庄を訪れた人々が、また訪れたくなるような場所になっていくことを期待する。また、サクラやアジサイなどの植栽も減少傾向にあるので、更新なども検討していただきたい。

○市長
最上公園の整備については、これまでに市民を交えたワークショップを重ね、令和6年3月に最上公園・新庄城址の整備基本計画を策定しました。これに基づき、新庄を訪れていただいた方が、また訪れたいと感じるような公園整備を目指します。
また、アジサイなどの管理については、市で一部を担いつつ、地域のボランティアの方々にも環境整備や管理にご協力いただいています。これからも市民の皆さまと協働して、地域の魅力を向上させていきたいと思っていますので、ご協力をお願いします。

詳しくは、総合政策課 広報・地域づくり係へ。
【電話】22-2117

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