■令和5年度「児童福祉週間」標語
小さなて みんなではぐくみ 育ててく
▼2023年度 第2回
今月の担当…宇佐美晴枝 保健師
子どもの成長や家庭について国民全体で考えることを目的に、毎年5月5日の「こどもの日」から1週間を「児童福祉週間」と定めています。
子どもは日常生活の中で失敗を繰り返しながら多くのことを学びます。そのようなとき、叱ってばかりでは子どもの前向きな姿勢は育ちません。「ほめる」「叱る」のバランスをとりながら、子どもの自主性を伸ばしていくことが大切です。
○上手にできたらほめる
叱ったあとでも上手にできたときには「○○できてえらかったね」などと何が良かったのかを具体的に示しながらほめてあげましょう。小さな子どもはギュッと抱きしめてあげるなど、スキンシップをとることも大切です。
○問題解決のヒントを与える
失敗をとがめるだけでは、子どもは何がいけないのかがわかりません。「○○してはダメ」という注意だけではなく「○○したからこうなった」と具体的な説明をして「今度からこうしてみたら」と問題解決のヒントを与えましょう。
○できるまで待ってあげる
忙しさを理由に子どもを急かすことはありませんか?大人には簡単なことでも、子どもには時間がかかることが多いものです。親の都合を押し付けるのではなく、子どもの状況を理解して、ときにはじっと待ってあげることも必要です。
○失敗は成長へのステップ
失敗したり、わがままを言って困らせたりするとき、むやみに叱っていては親の心も疲弊してしまいます。それらの行動を「成長へのステップ」と前向きに捉えて、ゆとりある気持ちで子どもと接していきましょう。
子育ての不安や心配ごとがあれば、どんなことでもご相談ください。
問合せ:健康福祉課 子育て支援係
【電話】67-2156
<この記事についてアンケートにご協力ください。>