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自治体の皆さまへ

健康あさひるばんざい

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山形県朝日町

■7月は「子どもの事故防止週間」です
~乳児のベッドからの転落事故防止について~

◇2023年度 第4回
今月の担当:舩田真理子 保健医療係主任

赤ちゃんを寝かせる時、ベビーベッド、布団、大人のベッドなど、どのような方法が安全なのでしょうか。消費者庁では、平成29年9月、0歳児が幼児用ベッドガードとベッドの隙間に挟まった状態で発見され、死亡した事例を公表し、注意喚起を呼び掛けています。幼児用ベッドガードは、本来、生後18か月から60か月の幼児用ベッド転落防止製品で、乳児には使用できません。大人用のベッドに寝かせるのではなく、できるだけ0~1歳児はベビーベッドに寝かせるようにしましょう。
また、乳幼児用ベッドは、消費生活用製品安全法の特別特定製品の一つとして指定され、国が定めた安全基準に適合していることを示す「PSCマーク」がなければ国内で販売できません。ベビーベッドに「PSCマーク」の表示があるか確認してみましょう。
子どもの窒息事故の発生傾向として、平成29年~令和3年の5年間で、418件の不慮の窒息事故が発生し、中でも0歳は265件と0~14歳の子どもの事故の63%を占めています。さらにベッド内での窒息は125件発生し、115件(92%)が0歳児の事故となっています。
実際に子育てをしている保護者の方、お子様が里帰り出産され、自宅に赤ちゃんがいるご家庭、赤ちゃんを預かってほしいと祖父母にお願いされている場合など、赤ちゃんと接する機会や寝かしつける機会がある方は、ぜひ、赤ちゃんの安全な寝かせ方についてご家族で話し合ってみてください。
健康福祉課保健医療係は、妊娠期から子育て期までのさまざまな疑問や悩みなどの相談窓口となっています。ささいなことでもかまいません。いつでもご相談ください。

問合せ:健康福祉課 保健医療係
【電話】67-2116

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