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自治体の皆さまへ

それいけ協力隊とウサヒ

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山形県朝日町

町地域おこし協力隊と桃色ウサヒの「中の人」こと、佐藤恒平情報交流総合アドバイザーによる連載コーナー。
日々の活動や朝日町での暮らしを語ります。

■「4年間、本当にありがとうございました!」
インバウンド推進員(地域おこし協力隊) 林以真(りんいしん)(台湾出身)

朝日町インバウンド推進員の林以真です。朝日町の魅力を台湾に発信するために活動してきてからあっという間に4年が経ち、とうとう卒業の時が来てしまいました。
協力隊に着任したのは令和2年。当時は新型コロナウイルス感染症の影響を受け、SNSなどを中心に情報発信を行ってきました。そしてそのコロナによる規制が緩和された今年は、引き続きSNSを活用しつつ、ようやくお客様に町の良さを直接アピールすることができました。
アピールする上で、私が一番大切にしてきたことは「体験してもらうこと」です。前回のコラムでもお話したとおり、お客様には町の印象がより深く刻まれるように意識してご案内をしています。具体的な取り組みとして、町のりんごを味わい、おいしさの理由に興味をもったお客様に対して農作業を体験してもらうプランを作成。そして、りんごが実った時期には台湾の議員さんが来町し、収穫作業を体験されました。議員さんから「食べるよりも体験することが大切ですね」とお話しいただいたときはとてもうれしかったです。プラン作成にご協力くださった井澤壽一さん、プラン実行にご協力くださった佐藤果樹園さんには本当に感謝しています。
卒業後、私は町を離れますが、やることは今までとほとんど変わりません。各地で体験できる行事や、味わうことができる郷土料理などを旅行会社にアピールするとともに、お客様が旅先に悩んでいるようであれば条件にあった地域を案内していこうと考えています。
最後に、多くの農家さんをはじめ、一緒に食事をしたり、話を聞いてくれたりと面倒を見てくれた皆さん、本当にありがとうございました。これからも引き続き朝日町の魅力を伝えていきますので、ご縁がありましたら、またよろしくお願いします。

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