町地域おこし協力隊と桃色ウサヒの「中の人」こと、佐藤恒平情報交流総合アドバイザーによる連載コーナー。
日々の活動や朝日町での暮らしを語ります。
■「松本亭から、少しずつにぎわいを」
にぎわい創出推進員(地域おこし協力隊) 今野颯(そう)(秋田県にかほ市出身)
お世話になっております。にぎわい創出推進員の今野颯です。朝日町に来て約半年が過ぎました。この半年間、町民の皆様のおかげで朝日町での暮らしにもだいぶ慣れてきました。
松本亭での仕事にも慣れ、訪れるお客様に朝日町のおすすめのものやスポットをいくつかご紹介することができるようになりました。りんごとワインは外せないですが、ダチョウがいると伝えると決まって驚いてくれるのがとてもうれしいです。以前、高校の友達や大学の教授や後輩など、松本亭に知人が遊びにきてくれた際も、自分のお気に入りの場所やお店を紹介させていただきました。これからも朝日町の魅力をたくさん発見し、伝えていく所存です。
また、自分の得意分野である木工について、この半年間で勉強を進めています。村山総合支庁で開催された「やまがた木育」で発信できる人材を育成する講座に参加し、ワークショップの設計の仕方や木材の魅力の伝え方など、ワークショップをやる上で必要な知識を学ぶことができました。学んだことを活かして、早速松本亭で木工ワークショップをやってみましたが、まだまだ改善する点が多く、場数を踏むしかないと痛感しました。しかし、参加してくれた子どもたちが、木材を加工するときに出る香りや肌触りに気付き、木目から時間を想像して楽しんでくれました。少しでも木材の魅力が伝わったかと思うと、励みになります。農家さんからいただいたリンゴやサクランボなどの木は今後に向けて乾燥中ですし、木工技術も磨いて、朝日町らしい木材の加工品を作ることができるよう、これからも邁進していきます。
最後に、産業まつりでは林業体験コーナーにおりますので、お越しの際には、声をかけてもらえるとうれしいです。これからもよろしくお願いします。
<この記事についてアンケートにご協力ください。>