■通行が安全かつスムーズに 道陸橋が開通しました
西部地区山間地域と中部地区をつなぐ県道白滝宮宿線の改良工事が完了したことに伴い、11月19日開通式典が現地で行われました。
県が進めていたこの工事は平成27年度に着手し、総事業費は約20億円。幅員の狭さや老朽化など、安全面や利便性が課題となっていた旧道のスノーシェッド部分を迂回する「道陸橋(どうろくばし)」(139m)を含む620mが新たに通行可能となりました。
春日神社の宮本建一宮司による交通安全祈願から始められた開通式典では、橋名板の揮毫に協力した西五百川小学校6年生の阿部結依菜さん、阿部廉士さん、樋口心葵さんに感謝状が贈呈されました。また各関係者により祝福の言葉が述べられたほか、「県道白滝宮宿線道陸地内道路改良事業促進期成同盟会」会長の大井壽一さん(太郎第三)は、感謝を述べるとともに「旧道は腰まで積もった雪をかき分けながら歩いたこともありました。さまざまな思い出を胸にしまいながら、道陸橋を活用していきたい」と感慨深げに話しました。
今後、住民の生活道路としての利用に加え、Asahi自然観や空気神社などを訪れる観光客のアクセス道路としても重要な役割を果たすことが期待されています。
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