【町政スポット】「大谷地区まちづくり推進員」に頼實(よりざね)孝明さんが着任

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5月1日、町は「地域おこし協力隊」として新たに頼實孝明さんを迎え、「大谷地区まちづくり推進員」に委嘱しました。
頼實さんは東京都大田区出身の48歳。登山が趣味で、大朝日岳の登山をきっかけに朝日町を知り、今回着任に至りました。委嘱にあたり、鈴木町長は「地区行事のほか、日常的なコミュニケーションをとおして住民の皆さんとの交流を図り、特技を生かしながら活動してほしい」と激励しました。頼實さんのミッションは大谷地区のつながりをつくり、活性化につなげることです。
着任前は国際物流関係の会社に勤めていた頼實さん。新型コロナウイルス感染症や国外の戦争による不況を身近なところから支えたいという思いから、3月に無人航空機(ドローン)操縦士の資格を取得。「災害時における空中からの被害状況の確認のほか、農業・林業分野でも活用し、産業の一助になれば」と意気込みを話しました。
ミッションとなる大谷地区のまちづくりについては、「コミュニティの場を作ることを大切にしたいので、まずは子どもたちにドローンを体験してもらう機会を設けたい。また、地域の集まりにも積極的に参加し、大谷地区の方々の声に耳を傾け、地域の課題を解決していければ」と話してくれました。
これからは大谷往来館を活動拠点とし、にぎやかな地区づくりに取り組みます。