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自治体の皆さまへ

町長歳時記 (196)

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山形県朝日町

■春の息吹
~前向きな勇気と元気が夢を追う~

(川柳は本紙2ページをご覧ください)
これは、4月12日山形新聞のやましん川柳に載った当町元町にお住まいの阿部良子さんの川柳であります。非常にほほえましく前向きで勇気を与えられる川柳でしたので、うれしくなって早速メモに残したところです。阿部さんはこれまで16号を超える文集「たむしば」を年に1回仲間の方々と手作りで制作されてこられました。またほのぼのとした絵手紙も長年書き続けてこられ、その絵手紙集も編んでおられます。年齢的には私の母親世代のしっかりした方で、いつも笑顔で周りの人たちに勇気と元気を与えてくださる方でいらっしゃいます。これはぜひ町民の方々に紹介しなければならないと切に思ったところでありました。
さて、コロナ禍によって3年間中止を余儀なくされた5月3日の「豊龍神社祭礼」も4年ぶりに開催され、コロナ感染に留意しながら創意工夫を以って御神楽の行列も行われました。最も感染リスクが心配された大獅子の中に入っての練り歩きの代わりに、大獅子の頭をトラックの屋根に固定し、胴体部分を上手に荷台に設置し、大獅子役の人たちがトラック神楽を引きながら宮宿中央通りを往復し約1時間半の行列を終了しました。今年は子どもたちの樽神輿・宮神輿を先頭に、大天狗等役柄の方々の行列に続き、3頭の小獅子が躍動感のある練り歩きを披露し、笛・太鼓そして大獅子と華やかな行列が続き、例年以上の人出でにぎわった豊龍まつりとなりました。
大沼浮嶋稲荷神社例大祭はじめ各地区での村社の祭り、町内での柔道や剣道の錬成大会等々、地域の皆さんや役員関係者の皆さんのご尽力に感謝申し上げたい気持ちでいっぱいであります。
前向きに動き出した町内の春の息吹が勇気と元気を与え、みんなで夢を追うことができる世の中になることを心から願ったところでありました。

朝日町長 鈴木浩幸

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