■町の台所事情(借金と貯金)
町も一般家庭と同様、大きな事業を行うときは国や民間の金融機関などからお金を借りています。また、将来の支出に向けた蓄えや寄付金を原資とした貯金もあります。両者の5年間の推移、令和5年度の状況をお知らせします。
○町債残高(町の借金)
〜令和5年度末の残高は約55.8億円。前年度から2.5億円減少〜
4年連続で大幅減となりました。償還額(7.5億円)が発行額(5.1億円)を大きく上回ったためです。
町債を発行して実施した令和5年度の主な事業は、あさひ保育園未満児保育室増設工事(7,310万円)、自然観圧雪車購入(4,980万円)、町道今平大船木線災害復旧事業(3,090万円)など。
○積立金残高(町の貯金)
〜令和5年度末の残高は約35.0億円。前年度から1.9億円減少〜
前年度から1.9億円の減となりました。役場庁舎長寿命化改修工事に活用するために、例年よりも多い金額を町有施設整備・管理基金から取り崩したことが主な要因です。
取崩額の総額は6.5億円。庁舎改修工事やりんご温泉施設整備、創遊館舞台装置更新など、老朽化が進む施設の修繕・改修に町有施設整備・管理基金を、未満児家庭保育応援金および空気神社ライトアップの補助金などに日本一りんごのふるさとづくり基金を活用しました。
○主な積立金の状況(令和5年度)
※端数処理の関係で合計額等が一致しない場合があります。
(単位:万円)
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