今年度から進めているAsahi自然観コテージ村の再整備事業。現在ある22棟のコテージのうち17棟を解体、5棟を改修するほか、12棟を新築します。
基本構想ではSDGsを念頭に置き、自然を感じることができる体験・宿泊拠点としての機能を強化し「日本一のコテージ村」を目指しています。また、コテージのブランド力を高めるとともに、幅広い年代が親しみをもてる施設構成を意識し、東北芸術工科大学に基本計画の企画案を依頼。10月3日には、同大学デザイン工学部の学生43人によるデザインコンペの審査会を行いました。
コンペは、新築するコテージ12棟(ファミリー向け:5棟、フレンズ向け:4棟、カップル向け:3棟)を対象に実施。星空や季節の移ろいを楽しむことができる窓の配置や、周囲の自然との調和に配慮した構造など、基本構想や町の景観を意識した23件のデザインが提案されました。
審査員は鈴木町長、Asahi自然観の成原支配人、同大学建築・環境デザイン学科の教授ら7人が務め、完成後のイメージや構造の特徴など学生によるプレゼンを聞きアイデアを選定。選ばれたアイデアを基に実施設計を行い、令和8年度のグランドオープンに向けて改修工事を進めていきます。
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