■11/16・17 「まちのマジ」が集う一大イベント
第45回 朝日町産業まつり
「第45回朝日町産業まつり」と「第44回朝日町りんごまつり(りんご品評会)」が、11月16日と17日の両日、町民体育館を主会場に開催されました。
さまざまなものづくりの技術が集まり、町主催のイベントで最大の集客数を誇るこのまつり。会場では「りんご品評会」へ出品された最高品質のりんご59点が並んだほか、町内の事業所などによる物産品コーナーや、友好の町として交流している宮城県七ヶ浜町、物産交流のある気仙沼市本吉町による海産物コーナーなどが設けられました。そのほか、きのこの菌打ちや時計作りを体験できるブースもあり、来場者はものづくりの技術を直接肌で感じながら楽しんでいました。会場は、過去最多とも言える来場者のにぎやかな声に包まれていました。
■11/20 町の歴史に触れて学ぶ
朝日中生が石器・土器を磨く
雪谷区や常盤区、松程区など町内で発掘された石器・土器を、朝日中学校1年生が磨き上げました。
町の歴史を学んでもらうことを目的に行われたこの授業。生徒たちは、講師の齋藤隆さん(町教育委員会)に教わりながら、筆や歯ブラシを使って丁寧に作業を進めました。「石器は頑丈で、土器は比較的もろいように感じる」「細かい作業が苦手なので大変だけど、昔の暮らしが感じられて面白い」と生徒たちは町の歴史に触れ、関心を高めていました。
■11/22 先輩たちが合格しますように
合格りんご収穫作業
朝日中学校1年生が、町のりんご園で「合格りんご」を収穫しました。
表面にシールを貼って光を遮断させ、絵や文字を浮かび上がらせて作る合格りんご。今年も1年生は、受験を控える3年生を応援するため春から作業に励んできました。当日は町農林振興課の指導のもと、慣れた手つきで約200個の合格りんごを収穫。シールをはがし、12月中旬には応援メッセージとともに3年生へ手渡される予定です。
■11/28 毎年人気を博する生徒たちの手づくりリース
クリスマスリース販売
道の駅あさひまち「りんごの森」で、朝日中学校特別支援学級「こだま学級」の生徒が、手づくりのクリスマスリースを販売しました。
生徒自らが校内で集めた木の実などを材料に、毎年制作しているこのリース。道の駅での販売は9年目を数えますが、今回も力作がそろい、どれも細部まで丁寧に作り込まれていました。生徒たちはリンゴが旬を迎え活気づく中、元気に声を出し販売に励んでいました。
■11/29 子どもたちの手で奏でられる凛とした音色
伝統的な弦楽器「筝(そう)」を体験
宮宿小学校5年生が3人の講師を迎え、和楽器「筝」の仕組みや指の使い方、弾くときの姿勢などを学びました。
児童同士でも弾く絃(げん)を教え合いながら、凛とした音色を響かせ「かえるの合唱」を演奏した児童たち。
授業を終え「難しくてちゃんと弾けるか心配だったけれど、うまく演奏できて良かった」「柱(じ)(絃を浮かせるもの)を置く位置が違うだけで音程が変わることがすごいと思った」と特別な授業を振り返りました。
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