朝日中学校では平成26年から生徒会活動の一環で、地域に呼びかけて集めたアルミ缶を資源とし、購入した介護福祉機器を町内福祉施設に寄贈する活動を続けています。
回収は昨年に引き続き、学校に直接持ってきてもらう方式で2回実施し、2660キロものアルミ缶を回収しました。12月21日に行われた贈呈式では町内4つの福祉施設(和合荘、ふれあい荘、明鏡荘、グループホームあさひ)に、各施設のニーズに応えた介護福祉機器(車いす2台、ビーズパッドマット6枚、歩行器3台、ベッドサイドテーブル2台、シルバーカー1台)が贈られました。
式では、生徒を代表して副会長の佐藤羽華さんが「アルミ缶回収にご協力いただいた地域の皆さん、介護福祉機器を用意してくださった岡崎医療さんのご協力のおかげで各施設へ寄贈することができました。これからも地域を想い、貢献する態度のもと積極的に活動を続けていきましょう」とあいさつ。続いて各施設の代表者が謝辞を述べました。
今回で10年目を迎えるこのボランティア活動。毎年多くのアルミ缶を回収できているのは、中学校の活動が町全体に浸透しているからこそです。地域の関心が高まるとともに、学校と地域とのつながりも深まっています。
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