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朝日連峰の登山者も愛読した機関誌 西澤敬子さんが「朝日連峰山だより」を復刊

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山形県朝日町

11月1日、西澤敬子さん(西原)が朝日鉱泉ナチュラリストファミリークラブ機関誌「朝日連峰山だより」を冊子にまとめました。
「朝日連峰山だより」は、朝日鉱泉ナチュラリストの新築移転を記念し、ファミリークラブの会員に向けて発行され、昭和61年からの10年間、多くの方に届けられました。本には夫の信雄さんが生前書いた詩やエッセイ、町で会った人との思い出とともに、敬子さんが書いた似顔絵や写真などが収録されています。
発行に至った経緯を伺ったところ、「昨年の夏、登山者がこの機関誌を熱心に読んでいたことを知り、なんとか復刊したいと思い編集を始めたんです」とのこと。そして、「昨年11月4日に行われた『信雄さんを偲ぶ会』にて、来場者全員で当時を振り返るために発行を決めました」と話していました。
信雄さんが書き続けた思い出話の中で、敬子さんが特におすすめする話は3つ。旧朝日鉱泉での生活の様子とともに、信雄さんがよく話していた「成長の限界」という本について書かれているもの。元一ツ沢区の住人と雪下ろしをしたときの様子を描いたもの。そして、夫婦ともによくお世話になった故松田庄治さん(立木)との思い出を綴ったもの。
復刊にあたって文章を全て打ち込んだそうで、「文章と向き合っている間は、信雄さんの思いに浸れる時間であり、タイムスリップしたかのように楽しかった」と振り返ります。
「この復刊で、当時の暮らしの様子や自然を想う気持ちを、より多くの方に知ってもらい『なるほど』『今の時代でも同じことが言える』などと思ってもらえるとうれしいです」とにこやかに話す敬子さん。本は現在、町立図書館で貸出し可能です。また、ご入り用の場合は敬子さんにご連絡ください。

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