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自治体の皆さまへ

それいけ協力隊とウサヒ

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山形県朝日町

町地域おこし協力隊と桃色ウサヒの「中の人」こと、佐藤恒平情報交流総合アドバイザーによる連載コーナー。
日々の活動や朝日町での暮らしを語ります。

■「ウサヒオフィスは学校の中から」
情報交流総合アドバイザー 佐藤恒平(福島県出身)

朝⽇中学校2階の空き教室にオフィスを移して2年がたとうとしています。校舎の中に⺠間企業が居を構えるという珍しい取り組みですが、学校運営に先⽣以外の⼤⼈が加わる「朝⽇町コミュニティスクール」を実現するため、⽣徒や先⽣と気軽に話せる場に⾝を置こうと決意して⾶び込みました。
ありがたいことに今年度は、修学旅⾏に同伴しての特産品PR活動や、3年⽣の美術のキャラクターづくりの授業、道の駅での展⽰会など、学校の中での学びと、外での実践を合わせた活動をお⼿伝いできました。
中でも1年⽣の総合学習の時間では「朝⽇町を徹底的に知ろう」のテーマのもと、1学期は朝⽇町エコミュージアムのカルタを使った授業、そして3学期は町の地区をピースにした⽊製のパズルづくりにチャレンジ。これは56の地区と主要な施設、川と国道を書き込んだパズルになっています。町を題材にしたパズルもカルタも、⽣徒自身が住む地区と、その周辺の位置関係や特徴を体感的に捉えるトレーニングを意識して授業に取り⼊れました。
郷⼟愛の醸成のため、まず肝⼼なのはこの町がどんな場所なのかを大ざっぱに知ること。⾃分の⼿で書き込み作る感覚と、完成品で遊び楽しむことで、町の位置関係をイメージすることを⽬指しています。今後、地域の⽅々から講話を聞く時、今回のパズルが理解を深める⼀助になれたら幸いです。基礎知識を⼟台に、地域の⼤⼈たちとの触れ合いの中で育まれる気持ちこそが郷⼟愛になっていくのだと信じ、引き続き授業のお⼿伝いができたらと思っています。
追伸:3⽉27⽇の19時からTUYテレビユー山形の情報バラエティ番組「どすコイやまがた」にて、再びウサヒが相撲を取ります。県内各地の腕⾃慢が集結する中、ウサヒは⽣き残れるのか…。ぜひご覧ください。

◇2023年度のスキマクラス2.5組の活動
5月…修学旅行同行(特産品のPR)
6〜9月…3年生美術キャラクターデザイン
7月…1年生総合の時間、カルタの授業
9月…NHK東北でスキマクラス2.5組紹介
10月…道の駅あさひまち成果展
12月…こだま学級大江町交流授業
1〜3月…1年生総合の時間、パズルの授業

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