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子どもたちが町の将来を考える 朝日町立小学校 子ども議会

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山形県朝日町

2月27日、「子ども議会」が町議場で開催され、町内3小学校の児童51人が参加。これまで学習してきたことを踏まえ、各校の代表者が鈴木浩幸町長へ質問を投げかけました。
町政に関心をもち、自分たちの思いを伝えようと行われたこの議会は、町議会で行われる一般質問と同様の形式で進められました。普段の授業とは違った雰囲気に、代表者はもちろん、傍聴する子どもたちも緊張した表情を浮かべていましたが、堂々と発言したり、熱心にメモを取ったりと、真剣な面持ちで参加していました。

■講評
生活に密着した課題を的確に質問しており、さらに質問にあたっては事前に詳しく調べたことが伝わり感心しました。また、議題の内容から本日のための質問ではなく、日ごろから児童の皆さんが町の将来を深く考えているように感じました。皆さんの意見が町の取り組みにどう反映されるのか、今後の生活においてぜひ注目していてください。
朝日町議会副議長 阿部正明議員

■西五百川小学校
Q.空気神社など、朝日町の観光施設の魅力を宣伝したり観光客を受け入れたりするために、どのような工夫や取り組みを行っていますか。
A.魅力の発信は、町や各観光施設、桃色ウサヒがホームページやSNSを活用して行っており、季節ごとのイベントや旬の食べ物などを紹介しています。また、訪れた観光客にさまざまな観光施設を巡ってもらうためスタンプラリーを実施したほか、快適に利用できるように清掃や維持管理などを、施設を運営する会社や地域の方に協力していただいています。

○感想
大好きな朝日町をPRするため、さまざま工夫や楽しい取り組みをしていることが分かってうれしくなりました。
これからも町の魅力をより多くの人に知ってもらい、訪れてもらいたいです。そして、私も魅力を伝えていきたいです。

■宮宿小学校
Q.令和10年の義務教育学校創設に伴い、各校の宝の保存や継承についてはどのように考えていますか。
A.宮宿小・西五百川小学校は149年、大谷小学校は151年という長い歴史を紡いできました。各校の行事を全て引き継ぐことは難しいですが、児童の皆さんや学校、地域の方から話を聞いてどの行事をどのように継承・保存していくか検討していこうと考えています。そして、それぞれの宝物が持つ意味や込められた地域の方の想いを次世代につないでいきます。

○感想
義務教育学校が設立されると各校の宝物がどうなるのか気になっていました。全ての行事を引き継ぐことは難しいかもしれませんが、本校にある「青い目の人形」のような形のあるものはぜひ引き継いでほしいです。私たちも各校の長い歴史を大事にしていきます。

■大谷小学校
Q.朝日町のリサイクル率を上げるために、また、国道287号沿いのポイ捨てを減らすための具体的な取り組みはありますか。
A.町では具体的な取り組みとして、食品ロス削減の呼びかけや小型家電の無料回収を行うほか、皆さんが地区で行う資源回収、店頭で行われているリサイクル回収などを住民の方へ周知しています。
また、国道287号をはじめとした町内のポイ捨て対策として、月2回のパトロールでのごみ拾いや看板設置による注意喚起を行っています。

○感想
町が食品ロス削減に注目していたり、子ども会の資源回収の周知を行っていることが分かりました。大谷小学校では廃材を使用しオリジナルのごみ箱を作成しました。これからもみんなで町をきれいにすることを心がけていきたいです。

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