朝日町の神社と御堂

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―町全体が博物館　朝日町エコミュージアム―

■第12回　白山神社(大谷第二)
所在地：大谷集落の西はずれ、大沼に向かう県道112号の北側にある

かつては大谷集落の中央部北側にあり、承和7年(840)加賀の白山神社より勧請(かんじょう)したと伝えられています。その後寒河江大江氏や山形最上氏より社領の安堵(あんど)を受け、慶安2年(1649)には徳川幕府の御朱印地になっています。
神社の西側には真言宗の白山寺というお寺があり、別当をしておりましたが、明治時代になりお寺はなくなり、そこに旧大谷小学校が建てられました。太平洋戦争後、進駐軍により神社を学校から離すように命じられ、昭和25年(1950)現在地に移されました。

○ウサヒのゆるっと解説
白山神社には明治7年(1874)村内の八幡神社外6社を合祀(ごうし)し、その後さらに2社を合祀して大谷地区の鎮守様になっているんだ。また、8月31日の大谷風神祭に白山神社から行列が出発するけれど、白山神社の祭礼は7月17日なんだよ。