ももいろメイトこと朝日町食生活改善推進協議会会員によるコーナー。
ももいろメイトが子どもたちに伝えたい朝日町の郷土料理を紹介します。
■第12回 昆布巻きにしん
◇材料(小16本分)
・昆布(乾)…100g
・身欠きにしん…4本
・かんぴょう…10g
・酒…大さじ4
・酢…大さじ2
・砂糖…大さじ5
・しょうゆ…大さじ6
・みりん…大さじ5
町公式ホームページにもレシピを掲載
◇作り方
(1)身欠きにしんは米のとぎ汁にひと晩つけて戻す。昆布は5∼6分水につける(つけ汁は取っておく)。かんぴょうはぬるま湯で洗って塩もみし、水洗いする。
(2)身欠きにしんを昆布の幅に切り、芯にして昆布を巻く。かんぴょうを2回巻いて結ぶ。
(3)大きめの鍋に2を並べ、1のつけ汁をひたひたになるくらい加える。酒、酢を加えて落しぶたをし、中火で煮る。
(4)煮立ったら弱火にし、1時間ほど煮て昆布が軟らかくなったら、砂糖・しょうゆ・みりんを2回に分けて加える。20分ほど煮て火を止め、冷めるまで煮汁につけておく。
昆布は「よろこぶ」に通じるということから、昆布巻きにしんは正月やお盆はもちろん、祝い事にも欠かせない1品。弱火でじっくり煮ることで、味がよく染み、保存がきくようになります。
身欠きにしんの代わりに、鮭やごぼう、人参を巻くこともあります。
しょうゆを最初から加えてしまうと、昆布が軟らかくならないので、軟らかく煮えてから加えるのがポイントです。
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