【町政スポット】11年続くボランティア活動 朝日中生町内福祉施設へ介護福祉機器を寄贈

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平成26年から朝日中学校の生徒会活動の一環として続く「アルミ缶回収」。町民に呼びかけて集めたアルミ缶を資源に介護福祉機器を購入し、町内福祉施設に寄贈するこの活動は、今回で11回目を数えます。
回収はアルミ缶を学校に直接持ってきてもらう形で2回実施。2710kgものアルミ缶が回収され、12月19日に行われた贈呈式では町内4つの福祉施設(和合荘、ふれあい荘、明鏡荘、グループホームあさひ)に、各施設のニーズに応えた介護福祉機器(車いす4台、ビーズパッドマット5枚、歩行器1台、シートクッション3個、クッション2個)が贈られました。
鈴木桃羽さん(3年生)は「多くの方々からご協力いただいたおかげで、今年も福祉機器を寄贈することができた。今回の活動を通じて、日頃からお世話になっている地域の方々に恩返しができたと思う。大切に使ってもらえたらうれしい」と話し、施設の職員は「利用者の皆さんは『自分でできることは自分でやりたい』と思っている方が多い。いただいた福祉機器はその気持ちに応えていく上で非常に役立っている。大切に、長く使っていきたい」と述べました。
この取組みを通して、中学校の活動が町全体に浸透し、町民からの期待が多く寄せられているとともに、学校と地域のつながりが深まっています。