ぽっぴーの健康コラム～健康のために今からできる+1(プラスワン)～

17／21

今年度のぽっぴーコラムでは、今から始められる健康のための取組みを紹介していきます。
これからも健康で過ごすために、皆さんも「できそう」「やってみよう」と思えるものを、ぜひ1つでも見つけ、今の生活に+(プラス)して取り組んでみてくださいね。

◆今月のテーマ「がんについて」
「がん」は、日本人の2人に1人が一生のうちにかかるとされており、死亡原因第1位に挙がる病気でもあります。「がん」は予防・早期発見・早期治療の3つが重要です。

◇予防
市で取り組んでいる“市民のためのがん予防6か条”を紹介します。
(1)喫煙
たばこは吸わない。他人のたばこの煙をできるだけ避ける。
(2)飲酒
飲むなら、節度ある飲酒をする。
(3)食事
食事は偏らずバランスよくとる。
(4)身体活動
日常生活を活動的に過ごす。
(5)体形
成人期での体重を適正な範囲に維持する。(太りすぎない、やせすぎない)
(6)感染
肝炎ウイルス感染の有無を知り、感染している場合はその治療の措置をとる。

◇早期発見
多くのがんは早期に発見されれば治る可能性が高く、発見が早いほど治療における身体への負担や経済的な負担は軽いと考えられます。
国が推奨するがん検診は胃がん・子宮頸がん・肺がん・乳がん・大腸がんの5種類です。
がんの初期は無症状なことが多いため、検診を受けないとわかりません。40歳になったら胃がん・肺がん・乳がん・大腸がん検診を、20歳になったら子宮頸がん検診を、健康診断に併せて受診し、早期発見に努めましょう。

◇早期治療
がん検診は受けて終わりではありません。がん検診の結果が「要精検」の場合は、がんの疑いがあります。早期治療に繋げるためには、検診後の詳しい検査が大切です。

〔次回〕本当は怖い?歯周病