■12月職場のハラスメント撲滅月間
Q.ストレスとなっている原因は?
1位 仕事の量 43.2%
2位 仕事の失敗、責任の発生など 33.7%
3位 仕事の質 33.6%
4位 対人関係(セクハラ・パワハラを含む)25.7%
5位 会社の将来性 20.8%
厚生労働省では、ハラスメントのない職場づくりの推進のため、12月を「職場のハラスメント撲滅月間」と定めています。厚生労働省の調査によると、働く人の2人に1人は働くことに強い不安やストレスがあると感じています。また、ストレスの原因別でみると、「対人関係(セクハラ・パワハラを含む)」は第4位に挙がります。支えあい、助け合いができる職場はストレスを軽減し、すべての労働者にとって快適な職場となります。チームワークを大切にして、みなさんでハラスメントを防止することはもちろん、ストレス・マネジメントに取り組んでいきましょう。
◇いざというときに備えて、ハラスメントを知りましょう!
ハラスメントとは、人に対する「嫌がらせ」や「いじめ」などの迷惑行為を指します。ハラスメントにはさまざまな種類がありますが、ここでは職場における3大ハラスメントを紹介します。
(1)パワーハラスメント(パワハラ)
職場内における優越的な関係を背景とした言動により、労働者の労働環境を害すること
(2)セクシュアルハラスメント(セクハラ)
職場における性的な言動により、労働者に対して不利益を与えること
(3)マタニティハラスメント(マタハラ)
妊娠・出産・育児に関する言動により、妊娠・出産した女性労働者や育児休業を申出・取得した男女労働者の就業環境を害すること
パワハラのある職場では人間関係の悪化、職場の秩序の乱れ、働く意欲や組織の生産性の低下がみられると言われています。ハラスメントは、心身の不調の原因になることから、メンタルヘルス対策においても重要な課題となっています。ハラスメントを防ぐには、日ごろから良好なコミュニケーションを心がけ、互いの信頼関係を築くことが大切です。
◇誰かに話してみませんか?
問題や悩みは打ち明けるだけでも心が軽くなります。
自分では見えなかったことが見えたり、解決の糸口が見つかったりすることもあります。
身近な人や専門の相談窓口に相談し、1人で悩まないようにしましょう。
主な相談窓口:
・村山総合労働相談コーナー【電話】0237-55-2815
・ハラスメント悩み相談(メール・SNS相談)
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