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特集 令和6年度施政方針

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山形県村山市

■次の世代へ引き継ぐ魅力ある村山市を創る
令和6年第2回村山市議会定例会で志布市長から施政方針が発表されました。
令和6年度施政方針から抜粋して、市の目指すべき方針と取組みをお伝えします。

■令和6年度施政方針
令和6年度は、市制施行70周年という大きな節目を迎えるとともに、今後の10年における目指すべき姿となる「第6次村山市総合計画」の策定に着手する、本市の将来にとってターニングポイントとなる年です。市民一人ひとりが、先人のたゆみない努力により受け継がれてきた本市の自然、歴史、文化に感謝するとともに、次の世代に継承するため、本市の未来を考えるきっかけとし、さらに前進していきます。
令和6年度は「第5次村山市総合計画」の総仕上げの年となります。基本理念である「次の世代へ引き継ぐ
魅力ある村山市を創る」の実現に向け、「持続可能なまちづくり」、「少子化対策、子育て世代の定住促進」、「中心市街地の基盤整備」を重要施策とし、「防災対策や地域資源活用」、「子育てスマイルプロジェクト」、「村山駅周辺エリア整備」などに対し、積極的な事業の取組みを実施します。

施政方針の全文は、市ホームページをご覧ください。

◇持続可能なまちづくり
地殻変動や異常気象による大規模災害に備え、市民の生命・財産を守るため、各種施策を実施してきましたが、これまでの施策に加え自然災害時における断水や浸水対策に注力していきます。
令和6年度から7年度までの2か年で幕井水源を利用した浄水施設を整備します。なお、管理運転の際に発生する水を活用し、東沢バラ公園内に子ども向け噴水などを配置した親水広場を整備します。
集中豪雨による都市型の浸水被害を防止するために、駅西エリアに調整池の整備を進めるほか、田んぼダム整備に向けた支援を行います。
また、長島地区の三ケ瀬眺望広場や碁点グラウンドゴルフ場管理棟の整備など、地域資源である最上川を観光・人口交流の拡大などに積極的に活用する施策を展開します。
農業の担い手確保として農繁期の労働力確保支援、就農研修生の生活支援を行うなど、将来にわたり農業を継続するための仕組みづくりを進めます。

◇少子化対策、子育て世代の定住促進
子育てへの不安を解消し、子育て世代の定住促進を図ることを目的に展開してきた「子育てスマイルプロジェクト」にさらに経済的支援などを加え、充実させることで、子育て支援を推進していきます。
具体的には、高校生の医療費について、自己負担無料化の対象を入院から通院まで拡大し、安心して医療が受けられるよう支援の充実を図ります。
また、子育て世代の定住促進では、「子育て応援・定住促進事業補助金」について、地元企業を利用した際の補助限度額拡充のほか、既存住宅解体に伴う新築についても対象とするなど、定住に対する支援を充実させます。あわせて、市西部エリアにおける企業誘致の受け皿となる新工業団地整備を進めるなど、働く場の創出についても、積極的に取り組んでいきます。

◇中心市街地の基盤整備
新「道の駅」については、整備基本計画を基に運営事業者の選定に向けた準備を進めるほか、用地測量や地盤調査、造成設計など、より具体的な事業を展開していきます。
あわせて、「市道楯岡長瀞線」など周辺道路の整備による駅西エリアへのアクセス強化を図り、より魅力的な空間形成を促進するとともに「次世代まちづくり開発促進事業補助金」による民間開発への助成を継続し企業誘致を進めていきます。
このほか、中心市街地の活性化や歩行者の安全性、指定避難所へのアクセス向上による地域防災機能の強化などを目的として進めてきた「市道本郷通り線」や「市道晦日町南楯線」について、さらに注力していきます。
また、中心市街地の空き店舗や空き家の有効活用を図るため、解体などにかかる経費への助成を継続し、快適な街並みの創出や持続可能で強靭な都市構造への再編を加速させていきます。

問合せ:政策推進課政策企画係
【電話】内線271

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