特集「まもろうよ、こころ」自殺予防週間

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■まもろうよこころ　9月10日～16日は自殺予防週間
村山市で、毎年数名の大切な命が自殺で失われています。
その要因として、家庭や病気、仕事関係などの問題が複雑に関係しています。また、自殺が起きる直前にはうつ病などの心の病気にかかっていることが多いとされています。
こころの不調を抱えた人は、自分から訴えることが難しい場合もありますので、周囲の人が気づき、声をかけていく必要もあります。思いつめてしまう前に周りの人が「気分はどう?」「眠れてる?」と声をかけてみましょう。ただ話を聞いてねぎらうだけでも気持ちが軽くなるかもしれません。

■いのち支える村山市自殺対策計画(第2期)を策定しました
保健、医療、福祉、教育、労働などの関係機関が連携し、総合的に取り組みを推進するための計画です。
◇5つの基本施策
[1]地域におけるネットワークの強化
[2]自殺対策を支えるゲートキーパー等の人材の育成
[3]市民への啓発・周知
[4]生きることの促進要因への支援
[5]児童生徒のSOSの出し方に関する教育の推進

■ゲートキーパーを知っていますか?
ゲートキーパーとは、悩んでいる人に気づき、声をかけ、話を聞いて必要な支援につなげて見守る人のことです。「心のサポーター」とも呼ばれています。専門的な研修や特別な資格は必要ありません。普段の生活の関わりの中でやろうという気持ちがあれば誰にでもできることです。
◇ゲートキーパーの役割
その1　変化に気づいて、声をかける
その2　じっくりと耳を傾ける
その3　支援先につなげる
その4　温かく見守る

●対話スキルアップセミナー
-働いている方向け-
相手に安心感を与える話の聞き方、不調のサインを出している人への声がけなどを学ぶことができます。働いている方向けの内容となっていますが、どなたでも参加できます。
日時：9月10日(火)13：30～15：15
会場：甑葉プラザ甑葉ホール
申込方法：9月9日(月)まで保健課に電話で申し込み
参加費：無料

■教えてくださいこころのSOS　相談窓口一覧
悩みや年代自分にあった相談方法を選んでください
◆SNS相談
◇こころの健康相談@山形(LINE)
専門の相談員が相談に応じます。相談は、予約不要・匿名可能・無料です。
相談期間：毎日(年末年始を除く)
受付時間：18：30～22：00
相談方法：LINEアプリで友達登録すると相談ができます。
ID検索「ID：@950wtmqh」または右の二次元コードを読み取り登録。

◆電話相談
◇こころの健康相談統一ダイヤル
県が指定している「こころの健康電話相談」などの公的な機関に繋がります。匿名相談可能です。相談内容によっては、最寄りの医療機関や専門相談窓口などをご紹介することがあります。
【電話】0570-064-556
相談期間：毎日(祝日・年末年始を除く)
受付時間：9：00～12：00、13：00～17：00

◇山形いのちの電話
【電話】023-645-4343
相談日時：毎日13：00～22：00
【電話】0120-783-556(フリーダイヤル)
相談日時：
毎日16：00～21：00
毎月10日　8：00〜翌日8：00

◇チャイルドライン
18歳までの子どもがかける電話です。
チャットでの相談も受け付けています。
【電話】0120-99-7777
相談日時：毎日　16：00～21：00
※チャット相談については、右の二次元コードを読み取り、ご確認ください。

◇村山市保健課
保健師が相談に応じます。予約不要・相談無料です。
【電話】0237-55-2111
相談日時：平日　8：30～17：15

■こんな悩み抱えていませんか?
▽あなたについて
・理由もなく、悲しい・ゆううつな気分
・何ごとにも興味がわかず、楽しくない
・突然、泣きたくなる、涙が出る
・気力がわかない、何もする気がしない
・自分が役に立つ人間だと思えない
・今まで楽しんでやれたことが、楽しめない
・なかなか寝付けない、夜中に目が覚める、眠れない

▽あなたのまわりの大切な人について
・感情が薄く、元気がない
・体調不良を訴えることが多くなった
・人づきあいを避けるようになった
・遅刻や欠勤をするようになった
・趣味やスポーツ、外出をしなくなった
・飲酒量が増えたり、刺激物を好んで食べたがる
・1日のうち、朝方に調子がすぐれない様子である

これらは「うつ病」の予兆を示すサインです。
思い当たることがあれば、専門医に相談するなど早めの対応が必要です。