■毎月19日は食育の日
農林水産省では、毎月19日を『食育の日』に定め、食の大切さを伝えています。
近年、私たちの食生活は大きく変化しています。例えば、家族で一緒にご飯を食べる機会が減り、一人で食事をする孤食や家族みんながそれぞれ違うものを食べる個食の増加などです。
皆さんは、家族や友達と、一緒に食卓を囲んで食事を楽しんでいますか?みんなで一緒にご飯を食べることは、心も体も元気にする大切な時間です。今回は、食生活をもっと豊かにする「共食」についてご紹介します。
▽食育とは?
さまざまな経験を通じて、食について学び、栄養バランスの取れた食事を選ぶ力をつけ、健全な食生活を送る力を育むことです。
▽共食とは?
共食とは、誰かと一緒に食事をすることや、孤食をしないことです。また、「何を作ろうか?」「おいしかったね」と話し合うことも含まれます。
●共食(きょうしょく)をすると、どんないいことがあるの?
○心の健康状態がよくなる
自分が健康だと感じている人が多い傾向にあります
○健康な食事内容になる
野菜や果物といった健康的な食品の摂取が多く、インスタント食品やファストフード、清涼飲料水の摂取が少ない傾向にあります。
○規則正しい食生活になる
朝食欠食が少なく、食事や間食の時間が規則正しい傾向にあります。
○生活リズムが整う
起床時間や就寝時間が早く、十分な睡眠がとれる傾向にあります。
みなさんも、食育の日には、日頃の食生活を見直したり、家族や仲間と一緒に食卓を囲んで、コミュニケーションを楽しんでみてはいかがでしょうか。
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