見て・聞いて・知って、考えてみよう、西川のこと。
■「地域づくりヒアリング」での各地区の要望
11月13~14日に「地域づくりヒアリング」を行いました。より良いまちづくりにつなげるために町内12地区から地域の課題や町への要望などの意見をいただきました。各地区からいただいた意見をご紹介します。
■今シーズンも安全に除雪を行います!除雪安全祈願祭を開催
11月17日、水道管理センター駐車場にて、西川町除雪安全祈願祭及び除雪車の出動式が行われ、関係者らが作業の無事故を祈願しました。その後、にしかわ保育園で年長児が除雪車の乗車体験を行い、除雪車の窓から見下ろす景色に子供たちからは歓声が上がりました。
今年度の町道の除雪延長は91.3km(うち交換路線8km)に及びます。これは町道総延長のおよそ47%にあたります。除雪作業は、除雪ドーザ13台、ロータリ除雪車2台、小型ロータリ除雪車1台の計16台体制で行い、早朝除雪にあたっては午前8時を目処に1車線確保を目標とします。
除雪作業は西川町の冬を乗りこえるために必要不可欠です。除雪オペレータの方々は、冬期間安全に道路を通行できるように早朝から長時間にわたり作業にあたっています。西川の安心安全を守っていただき、ありがとうございます。また、町民の皆さまには除雪作業中にご不便をおかけする場合もございますが、ご理解とご協力のほどよろしくお願いします。
■伝統工芸継承のために山葡萄ツル細工講習会を開催
西川町山村活性化地域協議会では、町の伝統工芸である山葡萄ツル細工の後継者育成を目的に、国の補助金を活用して11月4日から12月2日にかけ全5回の講習会を開催しました。15人が参加し、小さなかごバックを製作しながら材料となるツルの取り扱いや編み方の技術などを学びました。
協議会では後継者育成のほか、材料の栽培実験なども行いながら、ツル細工が持続可能な産業となるように町全体での取り組みを進めています。
■西川町歴史文化資料館館長に清野幸夫さんが就任
西川町歴史文化資料館館長に新しく清野幸夫さん(海味)が就任されました。清野さんは西川町郷土史調査員として町史編さんに長く従事され、歴史文化資料館開館以来、資料館の運営に関わってこられました。
就任にあたり清野さんは、「郷土の歴史である文化財や資料をしっかり守り、多くの皆さんから見ていただける展示を心がけていきたい」と抱負を語りました。
■道の駅にしかわ隣接公園「フェリシア公園」に名称決定
9月に道の駅にしかわに隣接する公園の命名権をNFT(非代替性トークン)化し、オークションに出品。命名権は学校法人明泉学園の百瀬義貴学園長(東京)が落札し、「フェリシア公園」と命名されました。
11月12日に開催された月山和牛三酒まつりで公園名が披露され、菅野町長より百瀬さんに感謝状が贈られました。
今後、名称を記した看板を設置予定です。
■町の観光について町民と一緒に考える観光戦略を深掘りする対話会を開催
町の観光は、AI謎解きゲームや種類豊富なサウナ事業など、これまでにない展開をみせ始めています。この広がりの中から、今回はテーマを「持続可能な西川らしいイベント・アクティビティ・観光誘客拠点づくり」と「町政70周年記念事業」の二つにしぼり、11月16日に対話会を開催。対話会には、35名の皆さんが参加し、数多くの意見を出していただきました。
今回の対話会で出されたご意見は、今後の観光戦略に活かしていきます。
■サウナファンを呼び込むために移動式トレーラーサウナを売却
町が町内産材を活用して製作した移動式トレーラーサウナを、11月17日に一般社団法人月山朝日観光協会が930万円で落札しました。
今回は、町が積極的に進めているサウナファン呼込み策を一層加速させようと、このサウナや町内の雄大な自然環境を活用し、年1回以上、町内でイベントやツアーを実施することを条件にした一般競争入札の形をとったものです。
観光協会では、すでに実施しているテントサウナと合わせて、移動式トレーラーサウナを活用したイベントを皮切りに、関係人口の拡大に向けた新たな取組みに挑戦していくこととしています。
■青山潤一氏から町に寄附金100万円
「西川町の教育振興のために役立ててほしい」と、11月17日、青山潤一氏(寒河江市)から町に100万円のご寄附をいただきました。
今回いただいた寄附金は、西川小学校の医療的ケア児の就学環境整備に活用させていただきます。
<この記事についてアンケートにご協力ください。>